こんにちは!栞です。
今回は2025年の冬に行ったイタリア・フィレンツェとローマ旅の様子を執筆していきます。
芸術で溢れるフィレンツェに、古代ローマの遺跡が至るところにあるローマ。
それぞれ違った魅力があり、2都市ともにとても魅了されて歩いているだけで自然と笑みがこぼれてしまう心地よさでした。
今回の記事では、イタリア人同僚が「ヴェネツィアよりロマンチック!」と言ってたフィレンツェの素敵な街並みを紹介します。
ダヴィンチも過ごした、ルネサンス発祥の地フィレンツェ
今回はダヴィンチに所縁のあるスポットを巡ったわけではないけど「何百年も前に、ダヴィンチが見ていたであろう景色と同じ景色を見て、歩いているんだ…」と思うだけでワクワクして、感慨深くもなりました。
フィレンツェはこじんまりとした街で、歩いて色々回ることができます。
歴史の厚みを感じながら、街歩きを楽しんでください。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)
夜中に到着し、朝から早速街探索。
真っ先に向かったのはもちろんフィレンツェの代表的なスポット、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。
イタリア語で大聖堂のことを「ドゥオーモ」と言うらしく、ただ単に「ドゥオーモ」と認識している人も多いかも。
私もそう認識していた人の一人で「ミラノにもドゥオーモってあるな~同じ名前の建築が違う場所にもあるのか~」と思っていたら、「大聖堂」を「ドゥオーモ」と言うことを知りました。無知って恐ろしい…
歩いていくと道の奥の方に突如姿を姿を現して、心がワクワクしていくのがわかりました。

イタリアでよく見かけるクリーム、黄色系の壁にグリーンの窓枠が本当に素敵すぎる。
街並みというより、何かの作品を見ているかのよう。そりゃあ、色んな芸術家、この地で頭角を現していくよね、何かを創りたくなるよね、とインスピレーションで溢れる街並みを歩いて数分で感じ取りました。
そして、ロンドン在住の私は「もう夏来た⁉」となるくらいの晴天。

太陽に照らされたドゥオーモは、影になっている周囲とのコントラストで、圧倒的な存在感でした。
日曜日だったからか、偶然何かの集まりとかぶってしまったからか、残念ながら大聖堂の中には入ることはできず。
特定の日のチケットを購入していても、行事か何かで入れない場合は、代わりに別日なら入れるよとスタッフさんに教えてもらいました。私は都合がつかず、大聖堂を入らずしてフィレンツェを後にしました。
でも、細かい装飾は外観から見るだけでも魅了されます。これが1296年から建設が始まったんだからすごい…

大聖堂の横に隣接しているジョットの鐘楼に登ってみることに。

外から見てみるとそこまで高くなく「高所恐怖症やけどいけそう!」と楽観的な気持ちで挑戦してみることにしたのですが…。

この辺りまでは何とか順調。
でも結構頑丈に柵がついていて「写真撮りにくいな…いやでもそれだけ危険ってこと…⁉」とだんだん恐怖心が出てくる。

そこから見えるフィレンツェの街並みは、屋根も建物の雰囲気や色も統一されていてすごく綺麗でした。

だけど、頂上まであと2割のところで恐怖なのか疲労なのか膝が笑い始めた私…。
「もう無理!降りるわ!」と友人を放って、一人そそくさと降りていきました。
登りは「怖いって、もう限界やって…」と常に恐怖があって足の動きも遅かったけど、降りていくときの身体と心の軽さと言ったら!笑

「やっと降りてこれた~」と心が解放されて近くの段差で休憩。
ジョットの鐘楼をここまで「怖い」と感じたのは、高いってだけでなく「細長い」ってことも影響してたのかなと思います。
絶対ないけど「強風でも吹いたら倒れそう…」と一度思ってしまうと、脳内がそれに支配されてさらに恐怖が増すというループ…。
ということで、無事に頂上まで登った友人の写真を拝借。

ドゥオーモの頂上とほぼ同じ目線やん…

遠くの山脈が霞んで見えてすごく幻想的。美術館にでも飾られてそうな景色。自分の目でちゃんと見れてたらなぁ…(遠い目)
少し目線を変えるとフィレンツェの街自体は綺麗な晴天で、でも山の方は若干の霞があって、異世界との境界のようにも見える。

この時の私は「私もこの景色、自分の目で納めたかった~!」よりも「高所&閉所からの解放感」の方が大きかったです(笑)
景色はとてもきれいだけど、階段が狭くて建物も細長いので、高所・閉所が苦手な人は怖く感じられるかも…。
登ってみて「無理!」ってなったら途中で諦める勇気も大事。
ドゥオーモ付属美術館
巨大な彫刻も数多く展示されてる、開放的な美術館でなかなか面白かったです。

色んな時代のものが飾られていて、この彫刻は何を意味しているんだろう?と考えながら回るのも楽しみの一つ。


美術館の中からもドゥオーモがチラ見できる、外からの光もたっぷり入って素敵。

そして、上に行くとバルコニー?テラス?のような小さなスペースがあって、ドゥオーモを間近で見れました。

朝に正面から見た時は「圧倒的な存在感」という佇まいだったけど、ここから見るドゥオーモは「日常の一部」のような雰囲気。
見る角度によって、印象が全く違うのが興味深い。
日常に溶け込んでいるようにすら見えるのも、長年の歴史があってその景観を大事にしてきたからこその賜物だなと感じました。
ヴェッキオ橋で日向ぼっこ
ドゥオーモを堪能し、この記事の後の方で紹介する生ハムサンドで腹ごしらえをした後はヴェッキオ橋周辺のアルノ川へ。

見ての通り、川沿いは大人気!太陽を浴びながらのんびりと過ごしている人たちで埋め尽くされていました。
ヨーロッパのこういうところが私は好きで、ただただ何もせずそこでゆっくりする時間がお気に入り。
1年前に日本に一時帰国したとき、晴天の日曜日に東京のある川沿いで朝に散歩してたけど、ベンチあるのにだーれも座ってなくてびっくりした…逆カルチャーショック。
日本は晴天が多いから、それを特別に感じることがあまりないですよね。晴れてるだけで気持ちがいい!と思えるようになったのはロンドンのおかげ。
見る方向を変えると、フィレンツェの代表的な観光名所、ヴェッキオ橋が見えました。

橋には宝石店を中心にお店が立ち並んでいて、見ているだけで絵本の中の世界に入り込んだかのような気分に。
まるで異世界!緑溢れるボーボリ庭園
有名な橋を堪能した後は、人混みから逃れてボーボリ庭園へ。
元々はメディチ家のために造られ、なんと1766年に一般公開され始めたという歴史ある公園(今回記事執筆にあたり調べて知った)
自分たちが一体どこ歩いてるのか、どこを歩いてきたのかわからないくらいに広い庭園でした。
緑が多くて歩いているだけで癒される。

当てもなく歩いているとジブリの世界観のような景色に巡り合いました。

千と千尋のような、ラピュタのような…少し廃れた雰囲気がファンタジーの世界のよう。

こことか特に、昔栄えていたけど敵に侵略されて、その後月日が経つにつれて手つかずになってしまった…という物語が頭に浮かんでくる。

今回写真は載せていないけど、庭園を見渡せるちょっと高台もあります。
広場のような感じになっていて、日向ぼっこしている人達もチラホラ。
あちこち観光スポットを回ったあとに、コーヒー片手にのんびりしてみては?
詳細はこちらのリンクよりチェック✅
世界最古の薬局-サンタ・マリア・ノヴェッラ
フィレンツェには世界最古の薬局があります。

800年以上もの歴史がある由緒正しい場所、内装からもその歴史の深さが伝わってきます。


香水からシャワージェルまでたくさんのものが揃っていて、香りも豊富。自分が好きな香りを必ず見つけられるはず。

香りはもちろん、デザインも素敵。インテリアとしても部屋に置いときたくなるくらい、上品でおしゃれ。
私もドンピシャの香りを見つけたけど、なかなかのお値段だったので惜しくも断念…。
こうして記事を見返していると、一つでも買っておけばよかった…と少し後悔しています。
バカ高いわけではなく「ちょっと高くね…?」くらいだったので、気に入ったものを見つけてその「ちょっと高い」で買うのを断念するのはもったいなかった。
「値段で迷うなら買う」以前友人から聞いたこの言葉、身をもって実感しました。
詳細はこちらのリンクよりチェック✅
幸運をもたらすイノシシ像(ポルチェッリーノ)
「ご利益にあやかりたい」というのは世界共通。
フィレンツェにもその願望を満たしてくれる場所があります。

鼻をなでた後に口の中にコインを入れて、そのコインがはじかれないように下にストンと入れば、願いが叶うと言われているそう。
見事に鼻だけゴールドに輝いています。
私はこういう時にうまくいかなかったらちょっと落ち込むタイプなので、なでるだけにとどめておきました(笑)
ご飯とデザート|やっぱり本場のイタリアンは最高!
La Prosciutteria-トスカーナ料理
ランチはレストランじゃなく、気軽に済ませよう!ってことで人気のトスカーナ料理のお店へ。

列も割と並んでいて、座席も常に満席。
席数もそんなにないので誰かと相席は必須です。
店内には天井にショーケースに大量の生ハムが。


食欲がそそられます…
私はポルチーニソース&生ハムのサンドを頼んだけど肝心の写真が残っていない!

ロゼの写真はしっかり残っているという(笑)
サンド自体は私には少し塩辛く、入っていた生ハムの半分くらいは友人に食べてもらいました。
私には生ハムはサンドにがっつりってよりかは、数切れで十分だったようです。
他にもワインに合いそうなメニューが豊富で、特に生ハム好きにはたまらんお店!
お店の詳細はこちらのリンクよりチェック✅
Venchi-ジェラート
日本でも見かけるイタリア発祥のチョコレート・ジェラート屋さん「Venchi」にも行ってきました。

私はコーヒー系のジェラートを。
2月のフィレンツェ。太陽は照っていて良い天気だったけど、ジェラート食べた後はだんだん体が冷えてくる…でも常に行列で大人気でした。
ヨーロッパ行って気付いたけど、気温じゃなく「太陽が見えるかどうか」で服装や食べるもの、飲むものが変わってくる気がする。
いや、さすがにまだ寒くね?って気温でも、晴れてたら一気にみんな薄着になったりパブやカフェのテラス席で食事をしたり。
私も「寒くても晴れてるから気分がいい!」と思うようになりました。
先にジェラートを食べて、コーヒー片手にボーボリ庭園でのんびり日向ぼっこするのも良いかもしれません。
私が行った店舗は川沿いで、ボーボリ庭園の近くでした☞こちらのリンクよりチェック
イタリアン料理ー最高の景色と共に
ドゥオーモの周りを囲むようにカフェやバー、レストランが立ち並んでいてそのうちの一つのお店でディナーを。

テラス席からの眺めは最高。世界遺産を見ながらのディナーはとても贅沢でした。
2月のフィレンツェの夜は冷えるけど、テラスには暖房がいくつか置かれているので大丈夫。テーブルに置かれている暖色のランプも、心にポっと光を灯してくれてほっこりします。
夕方早めの時間帯に行く方が寒さはしのげるかもしれません。
ご飯はラザニアとジェノベーゼパスタをいただきました。

具材も味付けもシンプルなのになんでこんなに美味しくなるの…?と食べるたびに感じる本場のイタリアン。
特にラザニアは今まで食べた中でも、トップを争うくらいの美味しさでした。
お店の詳細はこちらのリンクをチェック✅
ヨーロッパのレストランでは食後に「レビューよろしく!」と言われることが多く、観光地でその傾向が高くなります。☆4以未満だと私は入らないようにしていますが、たまに☆5を見かけることが…。お店側がお客さんに何かしらの指示なりサービス付けるなりしているところだったりするので、高すぎる評価にも要注意!
Hotel Grifone Firenze
ホテルは、ドゥオーモまで徒歩30分まーっすぐ行けるところに位置していたHotel Grifone Firenzeというところに滞在しました。
イタリアのホテルは「インテリアや装飾、ひと昔もふた昔も前ですか…?」っていうのをよく見かけるんですが、こちらのホテルはそんなことなくシンプルで洗練された雰囲気でした。
何より良かったのが朝食ビュッフェ!

今まで行ったイタリアホテルの朝食は、パン(しかも甘いやつ)しかなく野菜なんて全くないところがほとんど…。
一方このホテルの朝食は、サラダやスクランブルエッグ、ベーコンまで、日本のビジネスホテルとも同様の充実したラインナップ。
部屋も広めで過ごしやすかったので、おすすめです!
詳細はこちらのリンクよりチェック✅
まとめ
1月と2月はクリスマスホリデーも終わり、いつもより閑散としていたイギリス。
天気もずっと曇りで気分が落ち込みがちだったわたしに、元気を与えてくれたフィレンツェ。
「もう夏来た⁉眩しい!」となるくらいの晴天、美味しい本場のイタリアンにワイン…完全にエネルギーチャージできた旅でした。
旅先を選ぶときは「見たい観光スポット」ではなく「今の自分にとって、一番必要なものは何か?」を感じて選んでみるのも良いかもしれません。よりリフレッシュ出来たり、インスピレーションを得られるはずです。
次回は、フィレンツェから日帰りで行ったローマ終日観光について。お楽しみに!
Instagramでは、周りの期待に応えるのが当たり前だった私が「自分らしく生きる心地よさ」を知るまでの、ロンドン生活2年間を綴っています📍
旅と海外生活を通して得た気づき、知恵、おすすめスポットをシェア。イギリスワーホリを考えている方、旅の様子が気になる方は、下記アイコンから気軽にフォローしてチェックしてみてください☺

コメント