ハイランド巡り|憧れの情機関車ジャコバイト号乗車

グレンフィナン高架橋 イギリス国内旅行

こんにちは!YMSビザでロンドン滞在中の栞です。

今回は、前回のエディンバラ旅の続き、ハイランド地方巡りについて執筆していきます。

▼前回記事はこちらより読んでみてください!

エディンバラからハイランドツアーの拠点、インヴァネスへ

エディンバラのさらに北にあるインヴァネスという町へFlixbusで向かいました。

直通バスでも4時間ちょっとかかるくらい。交通渋滞に引っかかって、合計6時間くらいかかりましたが…。

到着したころにはもう夜の9時過ぎ。町はこじんまりとしていました。

インヴァネスの街並み

「ここピーターパンのモデルやった⁉」ってくらい奥のにある塔がピーターパンでも降り立ってきそうな雰囲気。

ロンドンが舞台やけど、ビッグベンよりインヴァネスのこの塔の方が居てそう!

そんな中、素敵なレストランを見つけてお腹が空いていた私たちはすぐに入店。

インヴァネスのレストラン「ホワイト・ハウス」

ホワイトハウスというレストランで、暗がりな中色んなライトが吊り下げられていて、プラネタリウムにでもいるかのような、おしゃれで素敵な空間でした。

食べたのはフィッシュアンドチップスとアヒージョ(とロゼワイン)

ここでも迷いなく、シーフードを選択!

ホワイトハウスの大きなフィッシュアンドチップスとアヒージョ

このフィッシュがめちゃくちゃ大きい!!この大きさで£18とかはお得すぎる。

チップスもフィッシュの下にたくさん入っていて、シェアするのにちょうどよいサイズ感でした。

湾沿いに面している町なので、シーフードはぷりぷりで新鮮でおいしい!

ドキドキワクワクのハイランドツアースタート

GetYourGuide経由で、念願の蒸気機関車に乗れる「From Inverness: Jacobite Steam Train and Highlands Tour」を利用しました。

ハイランドツアーのマイクロバス

集合時間は朝の7時過ぎと少々早め。

この車の運転がのちのち面白いことになるとは、この時は夢にも思わず…。

まずはネス湖沿いを一気に下っていきました。

朝霧のネス湖

朝霧のネス湖。

8時前でもマフラーでも欲しくなるくらいに冷え込んでいて、スコットランドとロンドンの気温差に驚き。

そこからは自然豊かな景色を横目に、車に揺られていきました。

ハイランド地方の景色
ハイランド地方の景色

お分かりだろうか、この写真のブレ具合…。

ハイランド地方の景色

このツアーは二手に分かれていて、私がのったマイクロバスのガイド兼運転手は20歳前半の地元のお兄さん。

知っている道だからか、スピードがとんでもない!!!

前に走ってた車は観光客だったのか結構遅めで、後ろギリギリまでつけるくらいの煽りっぷり(笑)

一緒の車に乗っていた他のツアー客も「何が起こってんねや…?」と、みんな身を乗り出して進行方向を確認(笑)

霧の中でも爆走するヤンキー運転…もう一つのバスの運転手はここまでのスピードではなかったので、どちらに当たるかは当日までのお楽しみということで。

でも、話を聞くのは楽しい、自分の身の上(彼女がもうすぐ子供生まれるとか何とかまで笑)まで話してくれる、知識豊富でフレンドリーなガイドのお兄さんでした!

そして到着したのは、コマンドメモリアル

コマンドメモリアル

第二次世界大戦で訓練を受けた特殊部隊の隊員たちの銅像。

この周辺の景色も自然豊かで癒されました。

スコットランド、ハイランド地方の景色

見渡す限り緑が広がっていて、自分の悩みがちっぽけに思えてきます。

ハイランド地方には羊が多く飼育されていて、ここに来るまでの道中にも、ここの近くにも羊が至る所にいました。

ハイランド地方の羊

「1日で良いから羊になりたい」

この頃の私はまだまだ「全力アクティブモード」だったので、「のんびり過ごす」なんてワードはなかったけど、そう思ってしまったくらいに、のんびり過ごしている羊がすこーし羨ましくなったりもしました。笑

羊には青だったり、赤だったり色が付けられていて、持ち主が分かるように色分けされているんだとか。

いよいよ念願のジャコバイト号乗車!

地元のガイドのお兄さんのヤンキー運転でハイランドを駆け抜け、無事に蒸気機関車出発地のフォートウィリアム駅に到着。

写真を取り損ねてしまったけど、この周辺にもハリーポッターのクィディッチの撮影が行われた場所か、そのモデルになった場所があるとか何とか。

乗車時間になり駅構内に向かうと、すでに蒸気機関車は到着していました。

ジャコバイト号

このえんじのような、ボルドーのような機関車の色がレトロでかわいい。

車内のテーブル、椅子、窓も年季が入っていて、車内はまるでタイムスリップしたような気分に。

ジャコバイト号の車内
一緒のツアーに参加されていた方たち、ハリポタファンでグッズを身にまとっている方もたくさんいました。

この時9月下旬で完全に秋服が必要な気候。

自然の色も夏から秋へと移り変わっている様子がハッキリと見れて、季節を感じられることに幸せだなと感じました。

ジャコバイト号からの秋景色

上の方に映っているモワモワ、これ雲じゃなくて蒸気機関車の煙なんです!!!

もうほんまにホグワーツ特急やん!!!と煙が見えてくるたびに、その様子をしっかりと記録に残したくて友人と2人で「ハイ来た!!」と写真撮りまくり。

蒸気機関車の煙を見るだけで大興奮するハリポタファン。

そして、映画でもよく見るこのお菓子のカートもやってきてさらに興奮!

ジャコバイト号のお菓子のカート

劇中にも出てくるカード付きのチョコレートを購入。

カードは、ハッフルパフの創始者、ヘルガ・ハッフルパフでした。

動かすと本当に動いているように見えて、再現性がすごかったです。

機関車の煙やお菓子のカートに興奮していると、ダンブルドアのお墓が突如姿を現しました。

ダンブルドアの墓
手前の赤い植物とのコントラストが素敵

エイルト湖に浮かんでいる小さな島で、ちょっとボーっとしていると見逃してしまいます。

この湖の周辺を通っているときには、Googleマップで現在地を随時確認するのがおすすめです!

蒸気機関車は進行方向左側に座りましょう!
機関車からもグレンフィナン高架橋がよく見えて、写真撮影のために少し一時停車してくれます。

小さな港町、マレイグへ到着

マレイグの街並み

そんなこんなしていると、終着駅マレイグへ到着。

ジャコバイト号

雲一つないきれいな青空。青空はハリポタの雰囲気とは少し違うけど、晴天の下の蒸気機関車も新鮮でした。

この小さな港町にもハリポタを彷彿とさせるHAGGARD ALLEYというショップがあります。

Haggard Alley

蒸気機関車でやってきた乗客でお店は大混雑。

唯一撮った写真のこのフレーズがお気に入りーTHIS WAY (IF YOU DARE)

HAGGARD ALLEYの店内

港町とだけあって、新鮮なシーフードが豊富!

新鮮なシーフード

日本でもこんな大きいホタテ見たことない!!ってくらいの、ぷりっぷりのホタテまでありました。

食べたかったけど、見るだけで幸せ。眼福とはまさにこのこと。

ここで食べたのはイカフライとチップス。

イカフライとチップス

このイカ、なんとプラスチックのフォークで切れるくらい柔らかかったんです!

今まで食べたいかでいちばんふわっふわだった…またあんなイカ食べたい…

The Fishmarket Seafood Deli and Takeawayというお店です✅
店内にも席はあるけど、なんせ蒸気機関車の乗客一気に下車しているので、天気が良ければテイクアウェイして外で食べるのもおすすめ。

この辺りの海は濃いブルーで、イングランドで見られる海の雰囲気とも違っていました。

マレイグの海

イングランドは海あるのに美味しいシーフードにはあまりお目にかかれない。

ここで美味しい新鮮なシーフードをいただけるのは、プランクトンも多いからかな?と濃いブルーの海を見て感じました。

映画で見た景色が目の前に|グレンフィナン高架橋

マレイグではバスのお兄さんが待ち構えてくれていたので、バスでグレンフィナン高架橋へ向かいました。

到着時には「○時○分くらいには蒸気機関車通るから、通ったら10分以内にはバスに戻ってきてね~!」という感じ。

よく見えるスポットに行ってみると、すでに多くの人が待っていました。

グレンフィナン高架橋

予定時間から10分くらい経過したころ、ついにその時が!

機関車の音がだんだん近づいてくるのが聞こえてきて、ワクワクが止まらない。

グレンフィナン高架橋と蒸気機関車

インスタに動画を載せているので、音込みで雰囲気を感じ取ってみてください!

ネッシーおるやん!とほぼ確信したネス湖

帰りもネス湖沿いを通ってインヴァネスへ向かいました。

途中下車をしてほとりを少し探索。

霧のネス湖

朝に比べて霧がかなり濃くなっていて、ミステリアスな雰囲気も倍増。

霧のネス湖

絶対ネッシーあるやん!!!

湖だけど、霧のせいか周りの山のせいか、水面に影みたいなものが見られて「未確認生物おるってそりゃあ勘違いするわな~」と納得させられる幻想的な景色でした(絶対ネッシーおるやん!って思った数分後にもう「勘違い」と認識)

こちらもインスタに動画を載せているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

まとめ

インバネス駅の電光掲示板

インバネスからは朝一のキングスクロス行きの電車でロンドンへ。

乗車時間、乗り換えなしでなんと10時間!

他の友達にそれを言うと「は⁉10時間⁉」ともれなく驚愕されたけど、ハリーポッターの雰囲気で溢れていたエディンバラ、そして実際のロケ地としても有名なハイランド地方で魔法界を充分すぎるくらいに堪能して、電車でキングスクロスに帰るのは本当に感慨深く「長期休暇でホグワーツから家に戻っていく感覚」を味わえました。

その電車の名前もAZUMA。

イギリスの高速列車AZUMA

日立が制作した電車だそうで、ハリポタを感じた後は少しの日本を感じながら帰路につきました。

ジャコバイト号乗車、グレンフィナン高架橋、ダンブルドアのお墓…ファンにはたまらん内容ばっかり。

ハリポタの映画で感じた「イギリス」を求める方は、エディンバラと併せてぜひこのハイランドツアーも行ってみてください!

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