こんにちは!YMSビザ(ワーホリと似た制度)でロンドンで暮らしているRukaです。
前回はプリトヴィツェ湖群国立公園の魅力について紹介しました。
今回はザダルでのモドリッチの聖地巡りについてシェアしていきます!
戦禍に巻き込まれながらもそれを乗り越え、クロアチア代表をワールドカップ決勝まで導いたモドリッチ。
そんなモドリッチのルーツを感じたい!!!という思いでこのザダルを訪れ、徒歩とUberを駆使して把握している限りの所縁の地を巡りました。
モドリッチファンの皆さん、ぜひ参考にしてみてください!
モドリッチの生家
絶対に逃したくなかった場所、それはモドリッチの生家です!

モドリッチの生家はGoogleマップにも載っています!こちらのリンクをチェック✅
そしてこのブログの表紙の画像に映っている標識「Modrici」
実はモドリッチの生家周辺は「Modrici(モドリッチ)村」と呼ばれる村なんです!
私はこの標識を写真に収めたくて、Googleマップで「いつModrici村に入るかな…」と逐一確認しながらカメラをスタンバイ。
「この辺りや!!!」という場所で動画を撮って、あとでスローモーションで見てちゃんとカメラに収まっていることを確認しました。
Modrici村はこのリンクから確認できます!みなさんも標識撮影トライしてみてください📸
ドライバーさんも驚き!Uberで片道約1時間
山の中にあるのでバスもなく、Uberかタクシーを使うしかなく、私はUberを選択しました。
片道約1時間、往復2時間ということで最初に捕まったUberのドライバーさんには見事にキャンセルされました(笑)
その後すぐに捕まえることできたドライバーさんも出発前に
「ちょっと待って、行き先ほんまに合ってる!?片道1時間って出てるけど!?」
とかなり驚いた様子で確認される始末(笑)
「合ってるよ!」と伝えて、無事に出発します。
道中はどんどん山を登っていくので、とても見晴らしがよかったです。

ザダルは小さな町ではありますが、山道は整備されているのでご安心を!

奈良や四国(関西人のため他の例えが思い浮かばないので悪しからず)によくある、車1台しか通れませんが!?というグネグネの山道ではないので、山道ドライブものんびり楽しめます。
でもさすが山、天気は変わりやすく雨や雹みたいなのも降っていました。

旧市街辺りは晴れていたのに、山が近づくにつれてだんだん曇ってきたので、フード付きのジャケットか折り畳み傘を持っていくのがおすすめ!
ようやくモドリッチ生家へ到着!
約1時間のドライブを経て、一番の目的地に到着!

外観こそ残っているものの、屋根も崩れていて「本当にここに人が住んでいたのか?」と思わされるほど、実際見てみると心が痛むような様子でした。
周りも雑草が生い茂っているのみ。

生家の目の前もこのような景色が広がっていて、この家以外何もないです。

山の中腹辺りに位置していたので、眺め自体は開放的でとても良かったです。
ドライバーさんも片道1時間という距離に最初は驚いていたものの「めっちゃ良い眺めやん!!」と嬉しそうにしていて一安心。
クロアチア人にとってのサッカーとは
「モドリッチはここからスタートしたけど、戦争が悪化しこの家を離れないといけなくなった」と考えると、モドリッチが持っているサッカー、クロアチア代表に対する思いの重みも丸ごと感じられます。
クロアチアの人が持っているサッカーに対する思いは、ただのエンターテインメントではありません。
ユーゴスラビア紛争で多くの人が亡くなり、街も壊滅状態だった中、希望をもたらしてくれたのが「1998年のワールドカップ」でした。
そこでは3位という快挙を成し遂げ、人々を絶望から救ってくれたのです。
クロアチアの人にとってサッカーとは「悲惨な戦争の絶望から救い出してくれた希望」そのもの。
そういう思いも知ったうえでクロアチア代表戦を見てみると、「趣味としてのサッカー観戦」以上のものを感じ取っていただけるんじゃないでしょうか。
Uberでの経路の設定の仕方
モドリッチの生家までの経路のみでUberを頼んではいけません!
なぜなら山しかなく、ここまでわざわざ迎えに来てくれるドライバーさんはきっといないから…。
私がUberを頼んだ方法は
- 一つ目の目的地をモドリッチの生家に設定
- その後に、ザダルの旧市街なり新市街なり、送ってもらいたい場所を設定
という風に、ザダル旧市街まで戻ってこれるように設定しました。
ザダル旧市街→モドリッチ生家→ザダル旧市街という経路、往復約1時間半~2時間で、金額は約120ユーロでした。
簡単に出せる金額ではないので、お財布とよく相談してください…。
Uber不要!徒歩で回れるスポット
全部旧市街の外にありますが、徒歩で行けるスポットもいくつかあります!
戦禍で過ごしたホテルと駐車場
モドリッチがインスタなどのSNSでもあげていたこの画像の場所へ行ってきました。

このホテル泊まろうかなと思ったけど、予算ちょっとオーバーだったので、今回は外観だけ見に行くことにしました。それがこちら!!!

「戦争の中、唯一その悲惨さを忘れさせてくれたのがサッカーだった」というようなことをモドリッチは言っていました。
ここで大変な中サッカーを何とか楽しんで、頑張って生き延びたんだなぁと思うと、胸がいっぱいに。

ザダル旧市街からは歩いて約20分です!こちらのリンクで場所をチェック✅
通っていた小学校
はい、モドリッチが通っていた小学校まで見に行ってきました。
決してストーカーではありません…。

ここはHotel Kolovareからは歩いて30分程度の場所にありました。
絶対観光客来んやろっていうような、地元民しか通らんであろう道を通っていき、誰も映らなさそうなのを確認して撮影に成功!
近くの公園(か学校の運動場のどちらか)の壁には、こんな落書きまで。

サッカー、すっごく愛されているんだなあとホッコリした気持ちになりました。
まとめ
大好きなモドリッチのルーツを探るために訪れた所縁のあるスポットたち。
訪れてからは、ただモドリッチの華麗なサッカースキルを楽しむだけでなく「戦禍の中で大変な思いもしていた」その思いも丸ごと感じて、より彼のサッカーをより好きになりました。
みなさんも「推し」「好きな絵画」「好きな映画」などのモデルになった場所、ゆかりのある場所を訪れてみてください!
その「好きなもの・人」への理解がより深まって、もっと楽しめるようになるはず。
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