静寂の昼、命を灯す夜―アルザス3都市のクリスマス

クリスマスの飾りに包まれたコルマールのレストラン 海外旅行

こんにちは!YMSでロンドン暮らし中の栞です。

2024年11月末~12月頭にかけて、フランス・アルザス地方でクリスマスマーケット巡りをしました。

回った場所は、ストラスブール、コルマール、エーグイスハイムの3つの町。

今回は、こんな感じで移動しました☟

  1. ロンドンから始発のユーロスターでパリへ
    ・多めに乗り継ぎ時間を取って、数時間だけパリ観光
  2. パリから電車でストラスブールへ(1泊)
  3. ストラスブールから電車でコルマールへ(1泊)
  4. コルマールから日帰りでエーグイスハイムへ(バス&タクシー)
  5. コルマールから電車でストラスブールへ(1泊)
    ・飛行機でロンドンへ帰路

どの町もキラキラしていて心躍るようなとても可愛らしい町でした。

クリスマスシーズンはホテルがバカ高いけど、おとぎ話の中の世界観が目の前に広がっていて、その分心に残る旅になること間違いなし!

この3か所の移動は簡単なので、まとめて行っちゃいましょう。

ぜひ参考にしてみてください~!

フランス最古のクリスマスマーケット、ストラスブール

ユーロスターでパリ経由で行き、ストラスブールへ着いた頃には夕方。

サマータイムも終了している11月末のヨーロッパ、16時半にはすでに薄暗い。

どこ歩いてもキラキラ!心躍る街の様子

ストラスブールのクリスマスマーケット

でも、クリスマスマーケットは大賑わいで、暖かいライトが照らされ始めて、気分はホッコリ。

マーケットではホットワインもあって、プラス料金を払えば、ご当地限定カップに入れてもらえます!

ストラスブールのご当地限定ホットワインカップ

可愛い!持ち帰って今でも自分の部屋にインテリアとして飾っています。

後ろに映っているクリスマスツリーもイルミネーションの色が変化していて綺麗。

ストラスブールのクリスマスツリーとホットワイン

このツリー、17時になると音楽合わせて、まるでツリーが躍っているかのように、ライトが変化していくんです!

とても幻想的で綺麗だったので、興味のある方はこちらのインスタから見てみてください。

有名なデパート、ラファイエットもストラスブールにあって、キラッキラに輝いていました。

ストラスブールのラファイエット

「クリスマス」じゃなくて「Noel」なのも本場って感じがしていいですね。

クリスマスマーケット開催中の期間だけかもしれないけど、ラファイエットのトイレ、1回使用するごとに1ユーロ(しかも現金のみ)請求されるのでお見知りおきを…。

街中もイルミネーションで溢れかえっていました。

ストラスブールの夜の街並み

風も無かったので、川面にもその景色はハッキリと映っていてとても幻想的でした。

川面に映る夜のストラスブールの景色

現実とは思えない、絵葉書とか絵本の景色みたい。

雑貨屋さんに売られているオーナメントもめっちゃ可愛い!

ストラスブールの雑貨屋さんに売られていた、クリスマスのオーナメント

飛行機で帰る予定で割れ物を持ち込むのは少し不安だったので、購入は断念(ホットワインのグラスのカップは買ったくせに)

本当にどこ歩いても、明るくて雰囲気が暖かい。

ストラスブールのキラキラした夜の景気

街をあげてクリスマスにかけているのが、ひしひしと伝わってきます。

グルメ

久しぶりに食べたケーキ、めちゃくちゃ美味しくて沁みました。

チョコレートケーキとイチゴタルト、ストラスブールのカフェにて

大阪ローカル番組の「土曜はダメよ」の「純喫茶のコーナー」を思い出して懐かしかった💭(絶対誰にもわからんローカルすぎるネタ)

なんで移民が多いロンドンで、これが作れないのか謎…。

日本ってどこの町でもケーキ屋さんってあるけど、ロンドンにはほぼないんですよね。

本場のフランスで食べることができて幸せでした!

店員さんの高校生くらいの若い女の子がケーキの種類についてたくさん説明してくれて、優しいな~と嬉しくなったのを覚えています。

全編フランス語だったけどなんとなーく意味は分かって、言葉そのもの分からんでも雰囲気でコミュニケーション取れるんだなと気付きもあった、ストラスブールのローカルカフェでした。

ディナーは、温かみのある可愛らしい小人の家のようなレストランにて。

ストラスブールのレストラン内装

こんな素敵な場所でいただくご飯はもちろん美味しくて、特にこのオニオンスープが最高でした。

お肉のソテー、オニオンスープ、チーズの盛り合わせ

チーズとバケットを入れたら、また違う味を楽しめて美味しかったです。

2つともお店の場所も名前も記憶になし…悪しからず。

「美女と野獣」のモデルになった、エーグイスハイム

ストラスブールから電車でコルマールへ移動した後は、すぐにエーグイスハイムへ。

コルマールからエーグイスハイムのバスの時刻表

行きはちょうどよい時間に来たので、バスで行きましたが色々注意点が…。

現金支払いのみ&みんな列を無視してバスに乗り込む!!!

列らしきものは一応あったんですが、バスが到着するや否や列を無視して我先にと前に前に行く、ある国の方が多数(ヨーロッパの方です)

周りの方も呆れるほどの無視具合なので、周りを無視しろとは言いませんが、自分のポジションはしっかりとキープしたほうが良いかと!

クリスマスの時期はピークシーズンでかなり観光客も多いので、バスは気合入れましょう🔥

それか高くなっても良いなら、Uberで行くのもアリです(乗車時間10分くらい)。

私たちも帰りはバスの時間がちょうどよいのがなかったので、Uberでコルマールへ戻りました。

エーグイスハイムは、ディズニーの映画「美女と野獣」のベルが住む村のモデルとなったともいわれている町。

エーグイスハイムの街並み

小さな町で、ストラスブールの建物よりもメルヘンチックに感じました。

つなぎに使われている木の太さが太いからかな?

窓辺にちょこんと座っている、サンタやジンジャーマンも可愛い。

エーグイスハイムの街並み

夜になるとこの子たちも動き出したりするのかな~とか妄想が膨らむ。

噴水の周りもクリスマスのデコレーションで飾られていて、でも真ん中の像のおかげか、他のデコレーションに比べて神聖な雰囲気がしました。

クリスマスのデコレーションが彩られている、エーグイスハイムの噴水

窓辺にクマのぬいぐるみを飾っている建物もたくさん。

エーグイスハイムの建物の窓辺に飾られているクマのぬいぐるみ

ここが特に人気のスポット!

エーグイスハイムの街並み

本当におとぎ話の中の世界みたいで、めちゃくちゃ可愛らしい!

美女と野獣の映画でベルが歌っている「朝の風景」を口ずさんでる人が何人もいました。

出身国は違えど、同じ映画を見てこの地に来ていると思うと、なんだか感慨深いというか、人が幸せに感じること、やってみたいと思うことは国に関わらず根本の部分では普遍的なものなんだなと、感じました。

どの路地を歩いても、コロンバージュ(木骨造り)の建築が続いていて、街の統一感が魅力的。

エーグイスハイムの街並み

クリスマスのデコレーションがなくても素敵な雰囲気を充分感じられるけど、クリスマスの飾りがあると可愛さ倍増!

エーグイスハイムの街並み

マーケットが集まっている場所以外、ちょっとした路地裏でもデコレーションは全力で、ホットワインが売られていました。

エーグイスハイムの街並み

手前の木造のトナカイも可愛すぎる!可愛いと素敵しか出てこない自分の語彙力が情けない。

曇りでも心を温かく、ワクワクさせてくれるクリスマスってすごい。

エーグイスハイムの街並み

コルマールからは車で10分程度の場所に位置しているエーグイスハイム。

その移動中の10分の間は、緑が広がっているのみで他に小さな町とかは全くなく、この「エーグイスハイム」だけが栄えていて、すごく不思議に感じました。

「ハウルの動く城」のモデルになった、コルマール

コルマールはストラスブールよりも、エーグイスハイムよりも、もっとメルヘンチックな雰囲気。

あと、想像していたよりも大きな街でびっくりしました。

人形たちが動き出しそうだった夜

夜のコルマールの街並み

紫がかったライトが、街を一層ミステリアスな雰囲気にさせていました。

夜のコルマールの街並み

クリスマスのデコレーションは、川の上にまで施されていて、目をどこにやっても素敵な景色が広がっていて、自然と笑みがこぼれました。

夜のコルマールの街並み

どの家も本当にキラキラ!日本のイルミネーションやクリスマスマーケットとは全然雰囲気が違います。

「本物」という感じがしました。

夜のコルマールの街並み

こちらがなんと、ジブリの映画「ハウルの動く城」の城のモデルとなったと言われている建物!

ハウルの動く城の、城のモデルとなったと言われている建物

お昼の明るい時間帯の方が、ハウルの城感が増していたので、ぜひ昼夜両方行ってみてください。

ここは何気なく行ってみた場所だったけど、ジブリの物語の中に入ったような感覚に。

夜のコルマールの街並み

一番上の階の赤い明りを見るとカルシファーが居そうにも思えるし、魔女の宅急便のキキが住んでいる建物のようにも見える。

宮崎駿さん、100%この街に来ていると確信。笑

コルマールの夜の雰囲気は、まるでチャイコフスキーの「くるみ割り人形」のような世界観でした。

夜のコルマールの街並み

昼の明るい間は動かずじっとしていた飾りたちが、夜になると魔法がかかってすぐにでも動き出しそうな雰囲気。

夜のコルマールの雰囲気

人形たちが夜を静かに待つ、昼の様子

コルマールは、イルミネーションライトが無い日中でも、街の雰囲気は可愛らしいまま。

コルマールのくるみ割り人形

さっきも言ったところだけど、夜になったらほんまに動き出しそう。

一番イルミネーションがキラキラしていた場所、お昼は落ち着いた雰囲気でした。

昼のコルマール

それでも人は多くて、たくさんの人に愛されているんだなぁと感じました。

ほんまにこの辺は、人混みをかき分けないといけないレベルで多かったです。

橋の上にもサンタさんや雪だるまがちょこんと座っていました。

コルマールの橋の上に座っているサンタさんと雪だるま
コルマールの橋の上に座っているサンタさん

川沿いに木造建築が並んでいる光景も、現実とは思えないような、絵本や映画の中の世界観。

コルマールの川沿いに立ち並ぶ伝統的な木造建築

どこへ旅をしていても、南京錠付けられている橋、結構多いな~と感じます。

恋人たちが愛を誓うための昔からの風習なのかな?って思ってたところ、ヨーロッパでは2000年代初頭に始まったそう。意外と最近でびっくり!

グルメ

冬のアルザスは結構寒くて、何ならロンドンよりも寒く感じられました。

「カフェで暖かい飲み物でも飲も~」ってことで、ひとまずカフェへ。

カフェ|MOKKA Café Déjeuner Goûter

エーグイスハイムのカフェのケーキセット

この時17時前。コーヒーでも飲も~やったのが、なぜかケーキまで注文…。

しかも紅茶にサブレまで付いている。

フランスのスイーツ、目の前にあると頼まずにはいられないので要注意⚠

詳細はこちらのリンクよりチェック✅(残念ながら現在は臨時休業中みたいです)

大人気アルザス料理レストラン|Jadis et Gourmande

コルマールで一番おすすめのレストランがこちら!

クリスマスの飾りに包まれたコルマールのレストラン

クリスマスツリーが逆さまに飾られていて面白い。

クリスマスの飾りに包まれたコルマールのレストラン

東京ディズニーランドのビッグサンダーマウンテン辺りにあるレストランを思い出しました。

クリスマスの飾りに包まれたコルマールのレストラン

木造建築で、温かみのある雰囲気がクリスマスとも絶妙にマッチ。

天井近くに梯子を置いて、その上にクマのぬいぐるみを置くなんて、なんとも突飛な発想…さすがフランス。

ここでいただいたポテトグラタンがめちゃくちゃ美味しくて感動!!!

コルマールで食べたグラタン
ちゃっかり白ワインも

この素敵なレストランで、可愛いお皿で食べるポテトグラタン、もう幸せでしかなかった。

食って大事!!と気づいた瞬間でもありました。

詳細はこちらのリンクよりチェック✅
かなり人気のお店なので事前予約はマストです!
1回目は、予約なし+開店30分前から並んで入れたけど、2回目は予約でいっぱいだったため、残念ながら入れませんでした。

朝食におすすめカフェ|Au Croissant Doré

10時半過ぎに行っても列をなしていた大人気カフェ「Au Croissant Doré」

コルマールのカフェ「Au Croissant Doré」の外観

外観も昔ながらの可愛い雰囲気で、中に入ってみるとレトロでより素敵でした!

コルマールのカフェ「Au Croissant Doré」のレトロな内装

暖かみのあるイエローの壁、レトロでおしゃれなライト、壁に飾られている絵も、このカフェにある全インテリアがめちゃくちゃ良い!

ジブリの映画でしか見たことありませんが?というこのインテリア。

コルマールのカフェ「Au Croissant Doré」のレトロなインテリア

私はパンオショコラを。

コルマールのカフェ「Au Croissant Doré」のパンオショコラとコーヒー

パンは店内で焼かれていて、私がパンオショコラを頼んだ時は、ちょっと前に焼きあがっていたのがあって、そちらをいただきました。

友人が頼んだクロワッサンはその時在庫がなく、焼き上がりまでしばし待機。

その焼き立ての香りが本当に良い香りで、その香りだけでも絶対良いバターと小麦使ってるやんって感じられるくらい。

食欲をそそられて私も追加でクロワッサン頼もうかと悩んだけど、ここは我慢。

切り盛りされていたのがマダム・おじいさま・おじさま(家族経営かな?)で、インテリアだけでもレトロで可愛らしい雰囲気だけど、家族経営がその雰囲気に暖かみをプラスしていてとても居心地が良かったです。

みなさんもぜひ。絶対に宮崎駿さん来てる!(2回目)

詳細はこちらのリンクよりチェック✅

ホットワインとグラタンタルト

どんだけ調べてもなんていうお店でコルマールのどの辺にあったのかも思い出せなかったけど、雰囲気最高だったレストラン。

コルマールの小屋風レストラン

ここでいただいたのは、ホットワインとアルザス地方の郷土料理、タルトフランベ。

ホットワインとタルトフランベ

生地が薄いピザのような料理で、ペロリといけちゃいます!

チーズ、サーモン、玉ねぎの組み合わせが最高。少しのバジルが良いアクセントに!

今回、初のフランスで一番驚いたのは、やっぱり食べ物の美味しさ!!!

ここに載せた以上のご飯&スナックを食べ、1日6食食べた日も…(笑)

クリスマスマーケットでは出店がたくさん出ていて、チュロスやら何やらを食べ、スーパーで買ったポテチとワインを夜ご飯食べた後にホテルの部屋で平らげ…

ホットワインも毎日昼から飲み…食を求める方にはもってこいの旅先です!

まとめ

コルマールの街並み

町の雰囲気に心は常にワクワク、美味しい食のおかげで十分に満たされた、大満足の旅でした。

でもこうして振り返ってふと思ったことが一つ。

「絵本の世界みたい」「ジブリの映画に迷い込んだみたい」っていう感想を抱いてたけど、実際は逆だじゃない…?と感じました。

先にこの街が存在していて、その後に絵本や映画とかのインスピレーションになってるから「その街が絵本の世界みたい」なんじゃなく、「絵本や映画がオマージュした」ってのが順序が合っているなぁと。

外から来た人は「おとぎ話に入り込んだみたい」と表現するけど、そこで生活して暮らしをしている人にとっては、それが「現実でリアル」。

この感覚が面白いなあと感じました。

規模違うけど、マトリックスやトゥルーマンショーとも似たような感じにも…?

リアルとは?…これをもう少し追求してみようと、当初の旅のテーマ「アルザス地方でクリスマスマーケット巡り」とは裏腹に、深い部分で刺さった知的好奇心を刺激された旅でした。

クリスマスマーケットがいつから開催されているかは、事前に確認しましょう!
ネットで調べるとすぐ出てくるはずです。

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