こんにちは!栞です。
前回のフィレンツェ旅の続き、ローマ日帰り旅について執筆していきます。
ちょうど今から1年ほど前に行った旅…1年は経ってしまわないように、記事執筆するぞ!と思っていたけど、日本帰国に引っ越しにバタバタしていたら、あっという間に追い越してしまいました。
ローマの次は、約2週間後に北フランス、その2週間後にポンペイ、そしてその3週間後にオランダ、そして更に2週間後にギリシャ…という、引き続き旅が続いているので、マイペースに振り返っていきます。そちらもお楽しみに!
▼前回の記事(フィレンツェ旅)はこちらより読んでみてください!
行く前から同僚や大家さんに「ローマは最高!」とたくさん聞いていて、行ってみて心底納得!
街歩きを進めて数十分で「また来たい!!!」って思えた魅力たっぷりのローマをお届けします。
ワクワクを胸に朝一でフィレンツェを出発
早起きして、フィレンツェ駅の近くにあったパン屋さんへ。

イタリアは甘めのパンの種類が豊富で、朝からエネルギーを蓄えられます。
この写真に写っているパン、きっとすべて甘いやつ…カスタードクリーム、ピスタチオクリームと選ぶのも一苦労。
この甘さがカプチーノにぴったり。
「カプチーノは朝に飲むもの」で午後にカプチーノを飲むのはイタリアではご法度らしい。
今はその習わしは変わってきてるかもしれないけど、朝はカプチーノ、昼からは食後にエスプレッソを飲むと本場になじんでいる気がして少しうれしくもなったり。
朝ごはんを調達した後、ローマへ向かうためにフィレンツェの駅へ。
少し早めについたものの、30分ほどの遅れが。
着いた頃にはその1本前の電車が到着したところで、出来るだけ早くローマにつきたかった私は、窓口で「今来ているローマ行きに乗れない?」と聞いてみたものの、直接ではなく旅行サイトを通して購入したチケットだったから変更は不可とのこと。
「あと30分で来るし、もうちょっと待ってて~」とのことで、こればかりは仕方ないと待つことに。

あれから30分少し待って、待ちに待ったローマ行きの電車が!
適当に座席指定したら、遠足へ行く小学生の団体と同じ車両。
騒がしいけどまぁ仕方ないかと思っていると、電車のスタッフさんが「あれやったら他の車両あいてるし、席移動してもいいよ」と声をかけてくれました。
こちらから特に何もリクエストしたわけではないのに、その気遣いに感動!
別の静かな車両へ移り、1時間半の道中を楽しみました。
ローマが近づいてきた…!というのは車窓からの景色を見れば一目瞭然。

突如、何気ないところに古代ローマの遺跡が現れてくる。
駅に降りる前からワクワクが止まらないローマ、幸先良い◎
降り立つ前から興奮気味、ようやくローマ到着
電車から遺跡が見えて興奮気味の中、いよいよローマに到着。
駅の前には500人広場という広場があり、市内バスのターミナル駅となっています。
Googleマップで乗るバスの番号を確認したけど、それがどこに停まっているのか、これで合ってるのかも分からず困っていると、バス運転手のおじさまが助けてくれました。
おじさまも英語はほとんど話せなさそうだったけど、イタリア語が分からない私たちに対しても親切に教えてくださってホッコリしました。
なんか大阪に近いなぁとふと感じました。大阪もおじさまおばさまは、外国人に何か聞かれても大阪弁で答えてそれが通じちゃいそうだし、何なら「連れってったるわ!」って連れて行ってくれそうだなと。
「世界は優しさで溢れている」と旅するたびに感じます。
私も周りに「ちょっとしたほっこり」を与えられる人になりたいと思わされる。旅ってやっぱりいいな…と、東京のコワーキングスペースで紡ぎながら、ロンドン生活と旅を懐かしむ今日この頃。
と少し脱線しましたが、幸先が良いと感じていたローマ到着。その後、少しの悲劇を経験することになります…
一番楽しみにしていたカラカラ浴場
ローマ到着後に真っ先に向かったのは、カラカラ浴場。
212年から216年にかけて建設された、当時は一度に1,500〜3,000人が入浴できたと言われている、この広大な遺跡にロマンしか感じなく、ローマで一番楽しみにしていた遺跡。

目的地に向かっている間にも色んな遺跡があちこちにあったので、これがカラカラ浴場の一部なのか、はたまた別の遺跡なのかが見分けがつかない。
そしてついに念願のカラカラ浴場へ到着!

だがしかし、何やら門の前に人が集まっている…
そう、この日は悲運にも休業日だったのです。
Googleマップでは「Open」になっていたのに、まさかの休業。
ローマ遺跡の中でも一番楽しみにしていた遺跡を見れず、この悔しさで「絶対にまたローマに来る!!!!!!」と強く心に誓いました。
みなさんもGoogleマップだけじゃなく、公式ウェブサイトを確認するようにしましょう✅

柵の外から見えそうなところは全部この目に焼き付けて来ました。
次の目的地までぶらり散歩
カラカラ浴場を拝めなかった悔しさを胸に抱えながら、徒歩20分程度の真実の口へ向かいました。
その道中でも、古代ローマ遺跡は至る所にあってワクワクが止まらない。


2000年ほど前にもこの建築を見て生活していた人がいて、同じようにこの地を踏んでいたのか…と考えると感無量。
歩みを進めても、どこまでも遺跡が。

Googleマップでローマを見てみると、遺跡のマークがたくさんあってマップ見ているだけでも胸が躍ります。
ただでさえフライトの時間が長く、気軽に行けないヨーロッパ。
円安でさらに難しくなってきていますが、まずマップを見て頭の中で旅の妄想をしてみて、気持ちをあげるのも一つの手かも◎
ちゃんと手が抜けて安心した真実の口
約20分のぶらり散歩を終え、あのローマの休日でも有名な真実の口に到着。
小学生か中学生の頃、オードリーヘップバーンが大好きで、ウィキペディアやら何やらを読み漁り「この顔になりたい~!!」と憧れていました。
その、昔憧れていた女優さんが実際に映画の撮影で訪れた場所に来られるとは。

列は結構並んでいたけど、写真撮影係の方が怒涛のように連写してくれるので回転率は早めです。
私も待ったのは10分くらいだったと記憶しています。
写真撮影係の人の近くには寄付金を入れるボックスがあって、これは必須ではなく任意。
でも、念のために入れておこうということで、そのスタッフさんが見ていることを確認して(前の人の写真撮影を終えたタイミング)入れるようにしました。
そのおかげか(?)カメラロール一面以上が埋まるくらいの写真を撮っていただけました。

遠目から見ても圧倒されたコロッセオ
真実の口を後にし、次は徒歩15分くらいかけてコロッセオ方面へ向かいました。
そしてようやく到着し、その存在感に私は大興奮!(お気づきかと思いますが、ローマ到着前からずーっと興奮しています)

興奮しすぎてなぜかずっと喋ってて友人にも「ずっと喋るやん」って言われたくらい。
カラカラ浴場に行けなかった分、この広大なコロッセオを見た時の感動も倍増。
ワクワクが止まらないまま中に入ると、異世界への入り口のような景色が目の前に。

この日光の入り具合が幻想的で、何かに誘われているかのよう。
別の入り口から中へ。
たくさんの人と猛獣が命を落とした、決して気持ちの良い場所ではないけれど、80年に建設されたとされるこの競技場がまだ残っているとは。


ネタバレになるのでこの辺で…この壮大さは、実際に行って五感を使って感じ取ってみてください。
コロッセオを堪能したあとは、バスに乗ってバチカン市国へ。
バス停に行くまでにも、遺跡を発見。


本当に、ローマをぶらぶら歩いているだけで遺跡が現れる。
私にとってのディズニーランド、ローマです。
意外とすんなり入国できたバチカン市国
バチカン市国へは「入国どんな感じなんだろう…ちゃんとすぐに入れるんだろうか…」と少しの不安を抱えながら向かいました。
それがあっという間に「あの不安なんやったん?」と感じるくらい、すんなりと入国出来て拍子抜け。
何ならサッカーのスタジアム入場するとき、体中チェックされて謎にボールペンを取られたクロアチアの方が何百倍も厳しかった。

ここがバチカンとその外側との境界のようで、心も体もここで浄化されたような気分になりました。
中に入ってここを見てみると…

ある位置から見ると、手前と奥の柱が重なって見える部分があるらしい。
私たちはその位置を見つけ出すことはできなかったので、みなさん代わりに見つけてきてください。
2月に行事があったようでそれがそのまま残っていました。この椅子が埋まるほどの信者さんが集まった時の空気ってどうなるんだろう。
サンピエトロ大聖堂の前にはモニターもあって、深い歴史があるこの宗教でも最新の技術を取り入れているのが興味深かったです。

このサンピエトロ大聖堂には無料で入れます。
中へ入ってみると、その壮大さに驚愕。

これまでにもヨーロッパの色んな都市に旅していて、大聖堂や教会にもたくさん訪れて来ました。
その今まで訪れた宗教関連施設の中でも、いちばん豪華でありながら厳か…カトリックの総本山であることがその場にいるだけで、ひしひしと感じられる。
ここは無料で入場出来て、ロンドンで住んでた時の大家さんが「カトリックの総本山の大聖堂が無料で見られるのに、なんで他の国の教会や大聖堂にお金払わなあかんねん」と言ってたのをふと思い出しました。
確かに…!と納得できる部分もあり、維持するためには入場料を取る必要があるのかな…とも思ったり。
深く調べないと分からない事情が、水面下にはたくさんあるんだろうなと最近は思うようになりました。
自分の目に見えてる部分だけで物事を判断せず、その人(もの)にはこちら側には見えていない部分に何か事情があるのは当然。
自分の意見を言うことは大事だけど、それを相手に押し付けるのは良くないなと感じます。
さて、バチカン市国で有名なミケランジェロの絵画は、この大聖堂ではなくシスティーナ礼拝堂にあります。
こちらは有料で事前に日時を指定してチケットを購入する必要があるので、要注意です。
自分の目で見ることの大切さを実感したトレヴィの泉
バチカン市国を後にし、バスに乗ってトレヴィの泉方面へ向かいました。
トレヴィの泉まで街散策も兼ねて、バス停から歩いていると、パンテオンが…!

Googleマップを見ると分かるように、本当に歩いてるだけで遺跡が突如現れるんです。(紫のマークが遺跡)

訪れたい場所が時間制限があったりするならバスで行く方が良いと思うけど、時間が許すならバスには乗らずにのんびり歩いてみるのもよさそう。
計画していなかった素敵なものを見つけていくのも、旅の醍醐味ですよね。
パンテオンに圧倒されながらもトレヴィの泉へ到着。
ネットの情報とかでは、がっかり…という口コミを見かけることもあったけど、実際に自分の目で見てみるとその美しさに感動しました。

17時に行ったので薄暗くなりかけていて、天気も曇りがかっていた、という太陽の明かりはない状態だったけど、そんな状況でも彫刻と水もとても綺麗でびっくり。
私、ここ好きだわ!と見た瞬間に思いました。
やっぱり自分の足で見に行って、自分の目で見てみないと「それが自分をどんな気持ちにさせてくれるか」は分からないものだなと、改めて認識しました。
まるで自分も映画のヒロインに!スペイン広場
ローマの休日でアン王女(オードリーヘップバーン)がジェラートを食べた階段がある、有名なスペイン広場にもチラッと行ってきました。

このとき夜6時。まだまだ人は多くにぎやか。日が落ちて薄暗い雰囲気の方が私は好きだなぁと感じました。
日中だともっと人が多くてワイワイしていて疲れてしまってただろうなと思います。
観光スポットは興味あるけど人混み避けたいって人は、夕方以降にいくのがおすすめかも。

ロンドンはどちらかというとコンクリートの道が多くなっているけど、ローマはこうして石畳の道が残されているのが良い。
ツルツルして雨の日には滑ってしまうこともあるけど(実際にクロアチアのドゥブロブニクで滑ってこけた)それだけ多くの人がここを踏みしめてきたということ。
歴史の厚みを感じられる石畳が私は好きです。
ローマ旅の終わり、フィレンツェへ帰路
まだまだ見たいものはあるけれど、電車の時刻が迫ってきたのでローマ駅へ向かいました。
到着時はカラカラ浴場へ向かう一心で周りの様子を見ていなかったけど、よくよくローマ駅周辺を見渡してみると、そこだけでも歴史的な建物がいくつもあったことに気付きました。


心に余裕があると、見えてなかったものが見えてくるんだなと実感。心の広さと視野の広さは比例する。

夜は静けさの中に光があって、落ち込んだり不安になることがあっても必ず光はあると気付かせてくれる…そんなメッセージが隠れているようで好きです。
帰りの電車ではフワフワワンコのカメラ目線を激写。

飼い主さん、めちゃくちゃ撫でていたけど、毛が抜ける時期だからかものすごい抜け毛が服に付き、なでるたびにすごい勢いで服に付いた抜け毛を払うという、面白い光景も見られて、ローマ日帰り旅の良い締めくくりになりました。
本場のイタリアン料理を存分に堪能
ローマ、というかイタリア全体に言えることだけど、本当にご飯が美味しすぎる。
ローマ料理|La Taverna dei Quaranta
ランチはコロッセオ近くのローマ料理のお店で本場のカルボナーラを。
カルボナーラの発祥地はローマだそうで、今まで食べたカルボナーラの中でも一番美味しかった。

入店した12時頃はまだ私たちだけだったけど、だんだんとお客さんも増えてきてました。
ヨーロッパの方のランチの時間、13時とか結構遅めなので、12時とかなら混雑することなく入れるはず。
お店の中も最小限の照明のみ、外からの自然光でもとても暖かみのある光を感じられて居心地が良かったです。
昼から白ワインもいただいて、大満足なローマでのランチでした。
お店の詳細はこちらのリンクよりチェック✅
見事に毎食パスタ!大好きなポルチーニ
トレヴィの泉近くのレストラン、“Dal 1947 Bistrot“ Ristorante Pizzeria Fontana di Treviでディナーを。
「そろそろご飯食べたいな~歩いてたらレストランはすぐ見つかるよね~」ってことで、歩きながら見つけたレストラン。
遺跡だけではなく、レストランも歩いていればすぐに見つかるローマ、最高です。
ポルチーニが大好きな私は「ポルチーニ」というワードを見つけると、すぐさまそれをオーダー。

待ち望んだポルチーニだったので、食べかけで見栄えが良くなくごめんなさい。笑
食べる手が止まらなくなるくらい、ポルチーニソースは最高でした。
日本のパスタ屋さんでもあまり見かけることはないと思うので、イタリアで見つけたらぜひ!
あと、ポルチーニと言えばイタリアには魔法のようなコンソメがあります。

※こちらのリンクより、画像を拝借。
イギリスで、自炊でクリームパスタやグラタンを作っていると「普通のコンソメじゃなんか物足りない…」ってことが多々ありました。
そんな時にこれを入れるだけで、本っっっ当に魔法のように美味しくなるんです!!!
イタリア旅した時にスーパーで見つけて適当に買ったコンソメ。
そんな偶然の出会いが、自炊を一瞬で美味しくしてくれるものだったとは…日本でもイタリア食品店を見つけて調達しに行きたい所存。
…と少し話はそれましたが、パスタ以外にもピザをいただきました。

誰かと旅をすると、食べられるものが増えてその美味しさを共有できるのが良いところ。
一人だとパスタしか食べてなかった。このディナーでは、ピザ、パスタ、ポークグリルをシェアできて幸せでした。
こちらのリンクより詳細をチェック✅ここはトレヴィの泉のすぐそばのレストランで、その割にはお値段はお手頃でした。ザ・観光なスポットから少し離れてみると、より美味しくてお安めなレストラン見つかるはず。
イタリアで最後のご飯ーフィレンツェのカフェで朝ご飯を
ローマで1日を過ごして夜にフィレンツェへ戻りました。
翌日はお昼過ぎのフライトに乗るため、ホテル近くのカフェ(Pasticceria Dolce Morso)で朝ご飯を。

朝から糖分多め。イタリアのベーカリーに来て思うのは、甘めのパンが多いなということ。
気になったので調べてみると、まさに私が気になっていたことを紹介している興味深い記事を見つけました!⇒イタリア人はなぜ朝食で甘いものを食べるのか?
イタリアは元々質素な朝食を取っていたけど、戦争をきっかけにそれが変わっていったとか。
軍人はすぐにエネルギーを蓄えられるように牛乳、コーヒー、チョコレート、ライスのガレットをよく食べていたそう。
戦後にその在庫が農家の人たちに広がっていって、朝一に甘いものを摂取することでエネルギーをチャージするようになっていったことで、この習慣が出来上がった。
よくよく考えてみると、私も社会人になってからは、仕事中に疲れたらチョコレートをつまめるように常に自分のデスクに置いていました。
「朝からこんな甘いものしんどいわ!」ってイタリア行くたびに思っていたけど、私もエネルギーチャージのために甘いものは摂取していたなと気付きました。
摂る時間帯は違えど、同じような習慣持っていました。
一見「なんで?」って思うようなことでも、見る角度を変えてみると理解できることもあるんだなと気付いた瞬間でした。

カフェからの景色も青空が広がっていて素敵でした。
あと、ヨーロッパは朝早くから開いているカフェが多いので朝活できてありがたい!このお店は6:30から開いています。
日本にも、こんな青空が広がる景色を見れて、朝早くから開いている(そして早めに閉まる)カフェが増えたらいいのになぁと思う今日この頃。
お店の詳細はこちらのリンクよりチェック✅
まとめ

まさに「ローマは一日にして成らず」。
このことわざの意味は「大きな目標は、長年の努力の積み重ねがあってこそ、成し遂げられる」という意味だけど、ローマ日帰り旅をしてこの意味がより深く刺さった気がします。
比喩的な意味ではなく、直接的な意味でも言えるなと感じました。
長年の歴史が積み重なって今のローマが形作られていて、歩くたびに遺跡が出てくる。
ローマ、1日観光じゃ本当に足りない!次に行くとき、ローマを拠点にして他の都市へ日帰り旅したい。
そしてローマで古代遺跡に魅了された私は、ロンドンへ戻った数日後にイタリア・ポンペイ行きの旅を予約したのでした。
みなさんにも降り立った瞬間にまた来たい!と思った場所、そこからインスピレーションを受けて別の場所への旅を計画したことはありますか?
Instagramでは、周りの期待に応えるのが当たり前だった私が「自分らしく生きる心地よさ」を知るまでの、ロンドン生活2年間を綴っています📍
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