こんにちは!ロンドン暮らし2年を経て、現在は日本在住の栞です。
今回は、日本に帰国してから「やっぱりロンドン戻りたい!!!!!」と強く感じた出来事を綴っていきます。
かなり個人的な出来事ではあるけど、そこで感じたことは海外での長期滞在経験がある方なら共感できる部分もあるのではないかと思い、赤裸々に書くことにしました。
「私もこんなこと言われた…!」「こんな風に感じていた」「私だけじゃなく、みんなもこの違和感持ってたんだ」と気付いてもらえればうれしいです。
▼前回の記事は、こちらから読んでみてください!
「普通は○○する」という考え方
日本では「○○すべき」「○○が当たり前」「○○が正しい」という考え方が多く、それを人にも押し付ける人が一定数居る気がします。
私はイギリスを生活を経て、生まれ育った環境が違うんだから何が正しいのかは人によって違うし、「これが正しい!」と言えるようなことってほとんどないんじゃないのか、と考えるようになりました。
自分とは違う考えに出会った時には「そういう考えもあるのね」「この人はそういう風に考えるんだ」と達観するように。
そんな私が一気に「イギリス戻りたい!!日本やっぱりしんどい!!」と思った出来事。
それは日本国内での引っ越し。
日本帰国して2週間後に東京へ引っ越しというスケジュールではあったけど、イギリスにいるときから9時間の時差を考慮して早起きしてオンライン内見をし、家具は事前にネットで購入して、新住所へ引っ越し日に配送してもらうように手配していました。
私がお願いしたわけではないけど、なぜか親戚総勢6人集まってくれて引っ越しを手伝ってくれました。
それ自体は「人に恵まれていて、親戚仲良く有難いな」と心から感謝しています。
組み立てる家具が多く、引っ越しの翌日から仕事再開だったけど、今までやってきた仕事だし、フルリモートだったので、私は別に毎日ぼちぼちすればいいか~急がなくてもいいか~という気持ち。
元々せっかちだったけど、イギリス生活、多くの旅を経て多少の遅延があったり、完璧でなくても「まぁいいか、なんとかなる」と心に余裕を持てるようになっていました。
親戚はもちろんそんな考えの人はいないので「この量、一人でどうするつもりやったん(笑)」「全然何とかなってへんやん(笑)」ってな感じ。
ヘルプしてくれてとても助かったし有難かったけど、一気に不快になったのはその後の親戚の集まり。
「計画性なさすぎる」と案の定笑いのネタに。
「でも、その勢いないと海外行けなくない?」とある人が言うも「あの引っ越しのバタつき具合知ってる?笑 こういう子は周りが支えたらな、いつかこう↷なんねん」「まさにおんぶにだっこやな(笑)」と。
「急に行って、帰ってきたと思ったら、すぐ東京行くしやなぁ」って。
あなたたちには急に見えるかも知らんけど、私は数か月以上かけて考えて、職場のランチの時間もさっさとご飯食べてから勉強やリサーチにも充ててたし、ぜーんぶ水面下で自分一人で進めてきてた。
私がどんな思いでイギリス行きを決断して、どんな風にイギリスで過ごしてきて、イギリスに残る選択肢もあった中どんだけ悩んだのかも、何もかも知らない。
イギリス行ってからは、渡航日当日に住む家も見つけ(最初の3週間はホームステイ申込済。そしてこの時見つけた家が居心地よく、結果的に2年間住んだ)、仕事も1週間以内に見つかり、その仕事を日本に帰ってきた今でも続けている。
私は身一つでイギリスに行って生き抜き、楽しみ抜いた。
「急にイギリス行った私」「帰ってきてまた急に東京行った私」「引っ越しでバタバタしてた私」「計画性なくて危なっかしい」
っていう自分たちが見えている一部分だけを見て、私という人間を評価されてネタにされたのが心底不愉快だった。
「こうするのが普通」「これができないのはおかしい」
普通って何?
この出来事が結構呆れて、悲しくなったというか。
自分の考えを言っても「いじられたことが嫌だったんだ」「計画性ない自分を認めたくないんだ」と思われそうで、もう反論するエネルギーもなく。
似たような出来事として、もう一つ。
直接言われたわけじゃないけど、私が就労ビザを断って日本帰国したことに対して「なんで日本帰って来たん?いい人おらんかったん?」と言ってたと又聞きで聞きました。
私がどんだけ悩んだのかも知らないのに「いい人おらんかったから帰ってきた」という考えになるのは本当に浅はかすぎて…。
少し言い返すと「キレるポイント分からん」と言われ、そう言うってことは、この人もその発言が「浅はか」とは思ってないってことか…と。
その人がどういう考えをしようが個人の自由だけど、それをこんなふうな言葉で言われると呆れるしかありませんでした。
ただ「イギリスの就労ビザ断って日本帰国した」っていう事実だけで、そのように考える人が一定数居て、私は日本帰国して数か月だけど「呆れる」経験を何度も目の当たりにしました。
何を話しても「○○かぶれ」
これは大阪特有なことだと思うけど、大阪人が東京に住んでそこでの生活を楽しんでたりすると「魂売った」とよく言う文化があります。
私は日本へ帰ってきてからイギリスの話をすると「めっちゃイギリスの話するやん」
東京へ引越ししてから東京の話をすると「また東京の話してマウントとってる」って言われることも…。
いや、そりゃあ直近2年ロンドン住んでたんだから、イギリスの話をするのなんて当たり前じゃない?今住んでるの東京なんだから、東京の話をして当然では?
何を話しても○○かぶれと言われるのが、今まさに「息苦しさ」を感じているところ。
「イギリスの良かったこと、生きやすいと感じた価値観とかを伝えたい、完璧主義を少し緩めたらもう少しみんな心に余裕をもって生きられるのになぁ」
と思って日本に帰ってきたものの、わりと何を話しても「かぶれてる」と思われがちで、「羨ましくなるからこれ以上聞かんとこ」とか言われたりもしました。
ただ「かぶれてる」わけではないし、羨ましがってほしくて話をしているわけじゃない。
身一つでイギリスに行き、行ってから長期間住む家も仕事も見つけて、日本ほど生活するのに便利な世界ではなかったけど、その分「無いものに嘆くんじゃなく、あるものに目を向けよう!」と思って生きてきた。
その中で小さな幸せを見つけたり、居心地よく生きられることを発見した。
その経験を「海外かぶれ」で片づけられるのが違和感しかない。
でも、それを伝えても「かぶれてる」って言われる…この悪循環をどうにかしたいと感じています。
まとめ
私が一番怖いと感じたのは、この日本で「普通」「当たり前」とされていることは「そういうもの」として、みんな特に疑問にも思っていないこと。
「当たり前じゃない」「自分らしく生きられる世界線がある」という気付きを、「ただかぶれているだけ」と思われるのが息苦しい。
また、「息苦しい」と感じているということは、まだまだ自分が成長する伸びしろがあるということにも気づきました。
「そんなん関係ない!私は私だし!」と跳ね除ける余裕を持てるようになることが、今の目標でもあります。
イギリスの方が良い!と異国文化を押し付けるつもりはなく、日本の良さも大事にしつつ「心に余白を持つことの居心地の良さ」をただ伝えていきたい。
そんな思いで、ロンドン暮らしの旅での気付きを丁寧に紡いでいきたいと思っています。
次回は、ロンドンへ行って変わった自分について綴っていきます。お楽しみに!
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