オランダで気づいた私が旅する意味

キンデルダイクの風車と菜の花畑 海外旅行

こんにちは!YMSビザ(ワーホリと似た制度)でロンドンで暮らしているRukaです。

時系列に沿って今までの旅を振り返ろう!という計画を急遽方向転換。

先日行ったオランダ旅で色んな発見があって、自分の中で区切りのような経験になったので「これを先にシェアしたい!!!」ってことで、そっちを書いていくことにしました。

タイトルにもある「オランダで気づいた私が旅する意味」

それは、趣味というより、自己啓発の一部でもあり、今後の人生の居場所探しだった!

1年前に行ったセルビア旅でも「旅の醍醐味」を気づくことができ、オランダではそれよりも深い気付きを得ることができました。

(↓セルビア旅が気になる方はこちらをご覧ください!)

今回の旅では、キューケンホフ・ライデン・ハーグ・ロッテルダム・キンデルダイクと様々な場所にも行ってきました。

それもまた別の記事で紹介していくのでお楽しみに!

それでは、私なりの「オランダで気づいた旅する意味」スタートです!

百聞は一見に如かず

これはセルビア旅でも気づいてたことだけど、実際に行って自分自身の五感を使って現地の空気を感じないと本当のことは分からん!!!

このオランダ旅でも良い意味で裏切られました。

ご飯もスイーツも美味しい!

アンコウのソテー

私が日本人の友人や職場のイギリス人同僚に聞いていたオランダの食事は…

  • 全部美味しくなかった
  • ユーロスターのサンドイッチが美味しく感じた
  • フライドポテト+マヨネーズは最高。何ならそれしか美味しいものない

と、ネガティブなことしか聞いてなかったんです。

覚悟しながら行ってみると…食べたもの全部美味しかった!!!

「フライドポテトよりも美味しいものいっぱいあったけどな~」と同僚を少し哀れに…(笑)

私が良い食事にありつけたのは、日本人の方のブログでおすすめされているところ、Googleで4以上の評価があるところに行くようにしていたからだと思います。

スイーツのお店も同じような基準で選んでいて、それプラス「目の前を通った時に良い香り」がしたらそれに吸い込まれるように入って行っちゃいます。

そんで、それが大抵いつも大正解!

今回オランダで食べたものも、何ならイギリスで食べたご飯よりも断然美味しかったくらいでした。

サイクリストに要注意…?

ライデンの街並み

「オランダはサイクリストがいちばん力を持ってる、歩行者が来ようがお構いなし。危険!気ぃつけや!」と聞いていました。

実際私が行って感じたのは…

  • 自転車レーンもちゃんとあるからむしろ安全
  • サイクリストも歩行者もちゃんと周りを見てる

チャリは歩道・車道お構いなく好きなところ走るわ、しかも車1台しか通れませんけど?くらい狭い道も多数あった地元・大阪。

自分がチャリ乗る側だったとしても車や他のチャリ・歩行者にかなーり気を付けて乗らないといけなかったし、歩行者としても「チャリ怖いわ~」って感じ、車乗ってても「チャリ邪魔やな、どこ走っとんねん」と思ったこともしばしば。

大阪のチャリの方が圧倒的に危険なので、オランダのサイクリストはまーったく危険に感じず、むしろ安全で秩序があるように感じました。

アムステルダムでは観光客が乗ってることも多いので、ちょっと危ないみたいですが、私が今回行ったハーグやライデン、ロッテルダムは全然危なくなかったです。

治安良くないvs平和で治安良くて最高…どっちやねん!

ハーグ市内のトラムの駅

オランダへ行ったことのある日本人の友人複数にオランダの印象を聞いたところ…

  • 治安良くないし薬物臭かった
  • 街歩きしててもちょっと怖かった
  • 平和で空気も綺麗、治安も良くて最高
  • ロンドンほど刺激はないけど、生活に最適

両極端の意見すぎて「え?どっち?」ってなってたところ、実際行ってみて私の答えが判明しました。

それは「平和で空気も綺麗、治安も良くて最高。ロンドンほど刺激はないけど、生活に最適」

私は幸い、薬物のにおいは本当に全く分からない(全部タバコやと判断)のもあるけど、治安の悪さやちょっと怖いって感じることは一切なかったです。

むしろロンドンの方が変な人多い…(帰ってきて電車内でホームレスの人が物乞いしてるのを早速目撃したり。笑)

一人でトラムや電車に乗ってても本当に快適で、街にゴミが散乱していることもない。

伝統や古いものも大切にしているけど、新しいものも取り入れている。

イギリスの田舎で感じる「保守的な雰囲気、閉塞感」は、オランダでは中心地から離れても感じられなくて、開放的で穏やか。

中心地であっても、建物が密集しているわけではなくある程度の「余白」もある。

その「シンプルさ」に静かに、でも圧倒的に心が惹かれました。

どこへ行っても心地が良く、まさに「平和」「生活に最適」という感覚がぴったり

ロンドンはゲートウェイ、ゴールではなく通過点だった

ハーグの街並み

私はロンドンでの生活を始めて、色んな意味で自由になったと感じていました。

好きな時に好きなことをして、自分の気が向いたときにいつでも好きな場所へも旅に行ける。

日本の会社でモヤモヤ違和感があった「暗黙の了解」「同調圧力」からも逃れることができて、仕事のストレスも激減、目標達成できたと思っていました。

けど、今回オランダに行って「ロンドンはゴールじゃなくて、その先の人生のゲートウェイだった。長期的に羽を伸ばして心地よく暮らしていく場所は別にあって、それはロンドン、イギリスではないのかもしれない」と気づいたんです。

ひとつ前の項目でもお話ししたように、「平和・開放的で穏やか・治安が良い」と感じて、何なら暮らし始めて1年以上たっているイギリス、ロンドンよりも居心地よく過ごせました。

初めて来たのに初めてな気がしない。

トラムや電車、バスに乗る時も初めていく場所だと「どうやって乗るんやろう…これであってるかな…行き先間違えてないよな…」って緊張しがち。

それが今回のオランダ旅では、そういった不安や緊張が一切感じられなかったんです。

一方、ポンペイやローマは、知的好奇心が刺激されてワクワク!

クロアチアやマヨルカは、海辺で非日常を味わいながらリラックス!

と、それぞれの場所で違った感情・印象を抱いていることを発見。

そんな中オランダでは、今まで行った場所ではあんまり感じたことのなかった「居心地の良さ」を一番強く感じました。

そこで「私が旅をしているのは、ただ好きでしているわけでも、自分の内面の成長のためだけでもない。これからどこで根をはって、心を羽ばたかせていくかを探すためのプロセスだったんだ」と気づいたんです。

まとめ

3泊4日のオランダ旅で気づいたことは主に3つ!

  • 百聞は一見に如かず
  • 旅先によって、自分にもたらしてくれる感覚や気づきは違う
  • 私にとっての旅は自分の心が快適に過ごせる場所、これからの人生どこで根をはって生きていくかを探すプロセスだった

中でも3つ目が一番大きな気付きでした。

実はオランダへ行く前「将来はオランダ移住して永住権取って、同じEU圏内でも天気も良くてご飯も美味しいポルトガルで最終的には落ち着きたいな~」とか呑気なこと考えていました。

そんな中オランダ行って

良い!ここ住める!生活するイメージが湧く!ふんわり考えてたこと叶いそう…!

とワクワクして、ただ好きで旅してたように思ってたけど、こういう居心地の良い場所を探すために、怒涛のように月1~2回旅してたんだなと今になっては思います。

オランダ行って1⇒2⇒3の気づきのプロセスを経て、小さいけど大切な内面の変化がもう一つ。

それは「人生シンプルで充分」ということ。

行く前は「あと7か月くらいでビザが切れるし、それまでに何かやり遂げないと!結果を残さないと!人生の目標が出来たからには、ロンドンで何か人脈でもチャンスでも将来に繋がる何か掴んでおかないと!」とちょっと焦っていて、脳内もぐちゃぐちゃでした。

オランダがそのぐちゃぐちゃを取っ払って「もっとのんびりシンプルに平穏に、焦らず過ごそう」と思わせてくれるようになりました。

本当に心と頭から焦りが一気に無くなって、心身ともに軽くなったんです。

この「軽くなった感覚」はオランダ旅中に気づいたわけでなく、この記事を書いているときに発見しました。

「そういや、あんだけ色々考えすぎてモヤモヤしてたけど、そのモヤモヤ無くなってるなぁ」って。

みなさんも旅行へ行くときは「この土地は私にどんな感覚を与えてくれているかな?ワクワク?癒し?それとも心が落ち着いて平和な感じ?」と感覚を大事にしながら旅して、後でジャーナリングや日記なりで振り返ってみると、より濃い経験と気付きを得られるかもしれません。

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