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こんにちは、Rukaです!
人生最高の20日間の旅、スペイン編ラストのセゴビア。
マドリード市内での観光をしつくしてしまい「ここから日帰りで行けるところないかな~」と探していたところ「白雪姫のモデルになったお城がある」というのを発見。
「~のモデルになった」とか「~の舞台になった」というものが大好きな私は、そのお城があるセゴビアへ日帰り旅行することに決定!
舞台になった土地を訪れて「作者がどんな景色を見ながらインスピレーションを得たのか」を感じるのが好きなんですよね。
私には芸術のセンスが1ミクロンもないので、せめてその土地を訪れて作者と同じ景色を感じたい!
暖かくなったらアルルに行ってゴッホ体験をしてみたいな~とも考えています。
ということでセゴビア編スタート!
アクセス方法
マドリードからセゴビアへはAvanzaというバス会社を使いました。
2023年11月時点で往復14.20€、片道は1時間20分程度。
こちらも特に迷ったりすることなく、問題なく乗車できました。
スペインだけでなく、ヨーロッパ圏内は結構バスが通っていて、プラハからライプツィヒまでバスで行ったこともあります。
ミラノ空港からコモ湖へ行った時も、電車だと乗り換えして3時間くらいかかりそうだったところ、バスだと直通で1時間弱!
電車でのアクセスは悪くても、バスは通ってる場合もよくあるので、ヨーロッパで複数都市旅行されるときは、バス移動も調べてみるとよいと思います!
ほぼノープランの私のセゴビア街探索
「白雪姫のモデルになったお城」以外は、いつも通りノープランで行きました。
セゴビア水道橋~旧市街をぶらり
バスターミナルから10分も歩かないうちに、この圧巻なセゴビア水道橋が現れました。

こちらなんと古代ローマ時代、紀元前1世紀頃に建てられたそう。
日本だったら地震や台風でもう跡形もなくなってそうなものの、こんなにもしっかり残っているなんて感慨深い。
少し坂を上ると、その壮大さがより鮮明にわかります。

わかりますかこの長さ!!なんと728mもあるそうです。
約2000年もここにたたずんでいるとは…ロマンで溢れてる(計算ミスってたらごめんなさい、GPT先生に聞いたから合ってるはず笑)
水道橋を背に少し歩くと、旧市街への入り口への道が出て来ます。

まるでジブリの世界。
この先に行くと異世界に入るんだろうなと思わせられるような雰囲気でワクワク。
猫の恩返しのあの迷路を思い出します。
壁の石も整列したレンガ作りではなく、ランダムにデコボコしているのが趣があって良い。
エビの食べ方に苦戦したランチ
歩いているとすぐにお腹が空いてきたのでこちらのお店に。

ここは英語がほぼ通じず、DeepLを使用して店員さんと会話していました。
言語はわからなくてもコミュニケーションは取れると思う派ですが(カナダで中国人のおじいさんと30分くらい話した経験あり。おじいさんは中国語を喋って、私は日本語を漢字のみで筆談する…ということが笑)今回ばかりはこの便利な時代でよかったと思えました。
海外旅行へ行くときはDeepLなど、翻訳アプリを入れておくと安心です!
頼んだのはこちらのエビ。

海鮮大好きな私ですが、ここで問題が発生。
殻付きのエビの正しい食べ方がわからない!!!
日本だったら手で殻向いて食べるところ、ナイフとフォークも用意されていて、手で食べるなんてはしたないと思われそうやヨーロッパ文化。
ネットで「殻付きエビ フォークとナイフ 食べ方」と調べると「殻と身の間にナイフを入れて、フォークで身を取り出す」という方法がヒットしました。
とりあえずもうそれを試すしかないので、トライするも中々上手くいかず…
約40分かけて、この12尾のエビを完食。
街歩き再開した午後~セゴビア大聖堂
この日は朝から天気も良く、ランチ後も心地よい日差し。

ヨーロッパではよくあるカフェやレストランのテラス席、良いですよね。
冬の間は曇りがちなヨーロッパ、晴れの日にはたらふくビタミンDを浴びよう!とテラス席は大人気。
腹ごしらえの後は街ブラ再開。
すぐにセゴビア大聖堂を発見しました。

外観からも分かるその豪華さ、もちろん内部も美しかったです。


ステンドグラスも鮮やかで綺麗でした。

このブログを書きながら「青と赤だけすごくクリアな色だな」と思っていたら、意味がちゃんとありました。
青は「純潔・天の真実」を意味し、赤は「神の慈愛」を意味するそうです。
建築や内装を見るだけでも楽しめますが、「キリスト教の歴史や象徴とか知識があればもっと楽しいんだろうな~」とこういう場所に行くたびにちょっと後悔します。
ノープランも良いけど、その街の歴史や特徴についてもっと深く知ってから旅します!反省!
通常、天井にはわかりやすく天使の絵などが描かれているものが多いように感じますが、セゴビア大聖堂の天井の絵はユニークでした。

廊下も広々としていて素敵でした。

セゴビア大聖堂を後にし、街歩きを再開。

お土産屋さんから、アンティークものまで色んなお店が立ち並んでいて、ウィンドウショッピングも楽しい!
私はYMSビザで渡英前の20日間での旅の途中、つまりイギリスで2年間生き延びるための物資を全て抱持ってきている状態。
これ以上荷物は増やせず、何も買わずにこの素敵な通りを泣く泣く後に。
ディズニーもモチーフにしたアルカサル城
白雪姫のモデルになったといわれているアルカサルへ向かいます。
それまでの景色も自然が豊かで癒されました。

もうここはアルカサルの敷地内だったはず。
後ろを振り返ると大聖堂がそびえたつ旧市街が見えます。

そしてようやくアルカサルへ到着!

お城というより、要塞とか何か軍事施設のような造りにも見えます。
内部は自分の目でじっくり見るのに必死で、写真はあまりありません…いつものことながら…笑
ステンドグラスがとても綺麗でした。

こちらのステンドグラスも「青」と「赤」が一番鮮やか。
私がヨーロッパの建築を見ていて美しいなと思う理由の一つは、建物のデザイン・屋根の色などが統一されていること。
統一されていることで、町全体の雰囲気がより際立って美しく見えます。

太陽の光で全体的に暖色を帯びている景色、まるで絵画を眺めているかのようでした。
迷路のような庭も。

この庭本当は左右対称の幾何学模様のようになっているんです…
私は何を撮ろうとしてたんだ?という微妙な切り取り具合…
皆さんの想像にお任せ&実際行った時のお楽しみということで!
お城の中庭はこのような雰囲気になっています。

帰りのバスの時間までのほっと一息
一通りの街ぶらを終え、バスまで少し時間があったので水道橋が見えるカフェへ行ってみました。

スペインでも最大と言われているこの水道橋を眺めながらいただくカフェラテ、これ以上ないくらいに贅沢。
チョコソースとバニラアイスクリーム付のワッフルも食べ、街歩きで使った体力を一気に回復!

今回行ったカフェはこちら!Googleレビュー2.8。行くか行かないかはあなた次第。笑
まとめ
「白雪姫のモデルになったお城がある」という情報だけで、急遽行くことに決めたセゴビア。
行ってみるとスペイン最大級の水道橋、旧市街や大聖堂など、歴史を感じる魅力がたっぷりありました。
スペイン語が主流でも、DeepLという産物のおかげで苦労することなく、ランチも楽しむことができました。
ノープランでスマホにかじりつかず街ブラしつつも、必要な時はスマホやAIに頼る。
旅にはこのバランスをうまくとることが必要だと感じさせられたセゴビア日帰り旅でした。
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