こんにちは!YMSビザ(ワーホリと似た制度)でロンドンで暮らしているRukaです。
前回の記事では、マドリードから気軽に行けるセゴビアへの日帰り旅について書きました。
そして、ようやく人生最高の20日間の旅スペイン編を書き終え、今回の記事からクロアチア編に突入!
モドリッチの故郷であるザダル、サッカー観戦のために訪れたザグレブ。
それぞれ4泊5日とたっぷり過ごしたので、6つくらいに分けて執筆する予定です。
- ザダル:のんびり街探索と海の様子
- ザダル:何食べても美味しい!グルメ編
- ザダル:プリトヴィッツェ湖畔国立公園の美しい自然の景色
- ザダル:モドリッチの聖地巡り
- ザグレブ:のんびり街探索
- ザグレブ:クロアチア代表選手の出待ちとサッカー観戦
まだ記事にしていない旅も他に10個以上あって、全部素敵なので早くみなさんにお見せしたい!
お楽しみに~!
ザダルへのアクセス方法
スペインの首都マドリードから行ったものの、直行便はありませんでした。
私の場合は、クロアチアの首都ザグレブ経由、クロアチア航空にてザダルへ。
2024年5月頃にもザダルへ行ったことがあるのですが、その時はロンドンからの直行便はあったので、日を選べばヨーロッパの主要都市からの直行便はありそうです。
日本からだと、ルフトハンザでドイツ経由・KLMでスキポール経由、日程によってはそこから一旦ザグレブを経由していく必要があるかも。
アクセスは良い方ではないですが、とっっっても素敵な町なのでぜひ行ってみてほしい!
ザグレブからのフライトは90%クロアチア人で、アジア人は1人くらいしか見かけませんでした。
そんな中いちばんビビったのはこちら…

小さい町なので、機材がプロペラ機だったんです!
プロペラ機は初めてだったのでめちゃくちゃ怖かったんですが、乗ってみると特になんてことなかったです。
揺れが強いわけでもなかったので、意外と大丈夫なんだ~と安心。
滞在先ーエアビーでおしゃれなスタジオを発見
街探索をするのに旧市街内に滞在したいと考えていたものの、ホテルがあまりなくAirbnbで滞在先を探しました。
クロアチアはSOBE(ソーベ)という民泊のような滞在方法がポピュラーで、どこの都市に行っても見つかるはず。
しかもそのSOBEの部屋の可愛いこと…!
キッチン、バスルーム、ベッドルームがあるスタジオタイプもすぐ見つかるので、クロアチアへ行く際はせっかくならSOBEを利用してみてください。
海と街歩きをのんびり楽しんだ4泊5日
この小さな町に4泊もしたので、町中くまなく歩き、毎日海辺で数時間くらい過ごすという、のんびりゆったりな過ごし方をしていました。
2024/5にも行ったとき地図を見ずに色々回れたので、ザダルのガイドできそう(笑)
でも1~2泊すれば充分かなと思います!
このザダルに着いて真っ先に頭に浮かんだのは「推しの故郷に来れた…!!」と感無量。
日本に住んでいたころは、アクセスが良くなく、友人を誘うにも「ザダルとは…?」ってなりそうで、私の自己満に溢れたロケーションのチョイスに巻き込むわけにはいかない!と思っていたので(笑)
人生で訪れることがないのかなと思っていたからこそ、到着した時の感動もひとしお。
モドリッチがここで過ごして戦禍に巻き込まれながらも、サッカーに打ち込んであそこまで上り詰めたんだ…と考えると、とても感慨深かったです。
海や空の雰囲気が日によって違うかったので、1日ごとの見た景色を紹介していきます!
1日目|滞在先から一目散に向かったシーオルガン
旧市街のメインのストリートがこちら。

左右両方にカフェ、レストラン、ファッション、ベーカリーまでいろんなお店が立ち並んでいます。
この通りからも左右に小道が入り組んでいて、そこにもたくさんお店があるので、ごはんには全く困りません。
11月で閑散期だったもののレストランはオープンしていて、テラス席もちゃんと用意されていました。

このきれいな淡いブルーの空、15分後に海辺に行くとすっかり日の入り。

夕日とのグラデーションがめちゃくちゃ綺麗。

海、向こう岸の山、夕焼け、点々と存在している雲。
モドリッチも夏のホリデーの間、この辺りで泳いでたー!!と景色の美しさ+モドリッチで胸いっぱいの状態。

ここはザダルでの一番の観光スポットの一つである「シーオルガン」
風や波の強さによって聞こえてくる音が変わる仕組みになっています。
「これがシーオルガン…⁉」と少し驚くくらい奇妙な音でしたが、毎日ここで過ごしてたくらいに、心がいつの間にか取りつかれていました(笑)
私のインスタにシーオルガンの動画を載せているので、気になる方は見てみてください。
☞こちらから直接どうぞ!
もし行く予定のある方は、行ってからのお楽しみということで見るのは控えましょう😂
2日目|美しい夕日に癒されて海沿いを散歩
この日はプリトヴィッツェ湖畔国立公園へ行ったのですが、このことは別記事で紹介します。
いつの時期に行っても違う景色が楽しめると思うので本当におすすめ!
夕方頃にザダルに戻ってきて、早速また前日に行った海へ。

いつどの角度から見ても本当にきれい。少し右へ視線をずらしてみると…

燃えているかのような、まさに「夕焼け」を具現化したような色。
3日目|旧市街を散策。朝の青い海と夕日も満喫!
この日はUberで片道約1時間かけてモドリッチの聖地巡りをしました!
それはまた別の記事で紹介します。
朝から海の青が夏を思わせるような、ハッキリくっきりした青でとても綺麗でした。

午前中の海の周りを探索し、その後モドリッチ聖地巡りを数時間かけて行った後、再びこの海に戻ってきました。

分厚い雲があっても、また別の美しさを見せてくれました。
雲の隙間からこぼれる太陽の光が神秘的でした。
少し別の方向を見ると、全く違う景色が広がっていました。

一人でその景色を楽しんでいる人も結構いました。
雲があることで、海の色もグラデーションになっていてこれもまた良い◎
次の写真が私もお気に入りの景色です。

この夕焼け色!!!他では見たことがないです。
イギリス来てからは冬の間は曇りが多すぎて,晴れの日が大好きですが「雲があるからこそ見える美しい景色もあるなぁ」と今この記事を書いて気付けました。
そしてこれは子供の後ろ姿が可愛すぎて、思わず景色の一部として取ってしまった写真(笑)

ぬいぐるみを引きずりながら、ダウンのフードをかぶって歩く姿が愛くるしい…!
イギリスでよく見かけるのが、つなぎになっているタイプのダウン+ボンボン付きのニット帽をかぶっている小さい子供たち。
もうほんっっっっとうに、かんわいいんです!!!!
みなさんも冬のイギリスに来ることがあったら、赤ちゃんに注目してみてください!笑
めちゃくちゃ眼福で癒されます…!
海ばっかり紹介してきましたが、ザダルの旧市街には豊かな歴史を感じられるスポットもあります。
こちらはなんとローマ時代のフォーラム。

ゼレニ広場に面していて、横には9世紀にまで歴史をさかのぼれる聖ドナトゥス教会もあります。

4日目|真っ青なアドリア海と空を堪能
ザダルは小さな町。
4日目は特に「ここに行く」とか一切決めずにのんびりゆっくり過ごしていました。
そしてまた朝から海へ。

やっぱり海沿いの町は、空と海の色が全然違いますね。
存在感があるというか。
冬のイギリスは晴れてても空は淡ーいパステルブルー。
イーストボーンで見た初夏の海辺も淡いパステルブルーでした。
真っ青な海と空は活力ややる気を与えてくれるし、淡い色の海と空も癒しを与えてくれてリラックスさせてくれます。
自然ってどんな景色であっても、何かしらのパワーをもらえるから好きです。
(予定ない日でも雨が降っていようが風が強かろうが、とりあえず自然を求めて散歩しに行く私)
これは旧市街の周りの城壁散歩中に撮った、旧市街の景色。

これを撮影したのはお昼の11時。
閑散期だったため、人がめちゃくちゃ少ないです。
活気がすごくあるというよりかは、落ち着いてのんびりできる雰囲気。
人が少ないからと言って治安の心配は一切ありませんでした。
女性の1人旅でも安心です!
そして、こちらはザダルの新市街に面している内海。

船がたくさん連なっていました。
この気持ちの良い天気で猫も車の上で日向ぼっこ。

この聖ストシャ大聖堂は、ダルマチア地方最大の教会。

起源は4~5世紀にまで遡れるそうですが、現在建てられているものは12世紀頃のものだそう。
そして本屋さんにはこんな漫画たちが置いてありました。

ジョジョに東京喰種に、リベンジャーズ、デスノート。
日本から遥か遠いクロアチアの小さな町に、日本の漫画が売られているのは嬉しいですね。
この後、カフェに行ってしばらく勉強。
そして夕方に再び海へ戻りました。

いつ見てもザダルの夕焼けはグラデーションがすっごく綺麗。
今まで色んな都市の海を見てきたけど、ザダルの海がいちばんリラックスさせられて、夕焼けの色もダントツで好きです。
夜になるとローマンフォーラムはライトアップされて、日中とは違う雰囲気を味わえます。

最終日|朝の静かな海辺を散策
小さな町ザダルで過ごして5日目。
ガイドツアーできるくらいにくまなく歩いたザダル最終日でも、やっぱり最初に訪れたのはこの海。

なんで私はこんなにも海に惹かれるんだろう…と考えたところ、「山のふもとの田舎で育ったから」かなと分析。
田舎だったのでどちらかというと閉鎖的で保守的な雰囲気でした。
その雰囲気を嫌だと感じたことはなかったものの、「そういうしがらみや狭いコミュニティから逃れたい」という思いが心の片隅にあったんだと思います。
なので、どこまでも広がっている海、その広大な海に向かって出ていく船が連想させる「自由」「身近にない非日常」に魅力を感じているんだなぁと。
そして、11月のヨーロッパはクリスマスムードに入っていくので、ザダルにもこのようなイルミネーションの準備が施されていました。

フライトの時間が迫っていたため、最後にシーオルガンがある方の海へ。

いつ見に来てもこの青が美しすぎる…
無色な海。これだけ濃いときっと深いんだろうな…柵も何もないので落ちないように注意です!
まとめ
日や時間帯によって移り変わる海の様子をメインに紹介したザダル、いかがでしたか?
日本からは「クロアチア」という国自体気軽に行ける場所ではなく、さらに「ザダル」となると「え?どこ?」レベルだと思うくらい、とても小さな町。
私もモドリッチを好きにならなかったら、おそらく名前すらも聞いたことないままでした。
そんな耳なじみのないザダルですが「海と夕焼け空」の景色は本当に美しくて、このシーオルガンのそばには数時間座っていられるほど落ち着きます。
この時、4泊5日の一人旅。
じっくり堪能したにもかかわらず、半年後にまた行くほど気に入りました!
治安も良く、リラックスもできてご飯も美味しい。
この記事でザダルの魅力を感じ取ってもらえたら嬉しいです。
次の旅行先の候補としてぜひ考えてみてください!
この旅の全記事をまとめたページはこちら!どの記事からでも楽しめます☞https://rukalog.com/category/thebest20daysofmylife/
【追伸】2回目のザダル訪問は2つの記事に分けて執筆しています。
本記事とは違う内容になっているので、興味のある方はぜひご覧ください!
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