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こんにちは、Rukaです!
今回はマドリードから日帰りで行けるトレドへ訪れた時のことを書いていきます。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の3つの宗教の影響を受けている、豊かな歴史を持つこの街。
バスで1時間程度ととてもアクセスしやすい場所なので、マドリード滞在時の追加オプションとして、ぜひ検討してみてください!
前日夜にバスのチケットを予約した弾丸っぷりで、観光名所・回るルートは特にリサーチせずに向かいました。
ノープランでも「魅力あふれる街」ということを充分に実感できたトレド。
私が見た景色を時系列に紹介していくので、一緒にゆる旅している気分になってもらえたら嬉しいです。
アクセス方法
私はAlsaという会社のバスを使いました。
マドリードートレド間は片道約1時間で、バスも往復11ユーロほど。
行き帰りともにバス乗り場には電光掲示板もあって、自分が乗るバスのプラットフォームも迷わずに見つけることができました。
時間にきっちりしていないといわれているヨーロッパですが、その時はラッキーだったのか10分程度の遅延のみ。
みんながみんな事前にオンラインでチケットを購入しているわけではなく、バスターミナルで直接購入している人もチラホラ見かけました。
また、出発時間が近づくにつれてだんだん人も並び始めてきます。
平日だったにもかかわらずほぼ満席の状態で空席がないバスもあったので、
- 遅くても前日の夜にはチケット購入
- 念のため、20分前くらいからバスターミナルで並び始める
これをすると、安心かと💡
Alsaの公式サイトはこちら!
歴史と魅力あふれるトレドをふらり街探索
1時間のバス旅を終え到着したのは、トレドの旧市街からは少し離れたバスターミナル。
そこからは約15分かけて旧市街まで歩いていきます。

平らだったか、坂があったか忘れてしまって、Googleマップで調べたら「Mostly flat」とのこと。
旧市街はご覧の通りこの高さ…。
ほんまに「Mostly flat」なのかどうか、みなさん実際に確かめに行ってみてください!
とりあえずこの高台を目指してしばらく歩みを進め、ふと横を見てみるとこんな景色が広がっていました。

曇りなのが残念ですが、緑がたくさんあって癒されました。
地図にかじりつかずに一人でのんびり向かって行ってたおかげで、素敵な景色に出会えてよかった!
歩いている周りも緑にあふれています。

改めて見返すとめっちゃ曇り。11月過ぎたヨーロッパはどこもきっとこんな感じでしょう…。
それでもこの石畳とか、曲がりくねった道は歴史を感じられます。
そしてようやく、トレド旧市街の入り口でもあるアルカンタラ橋へ到着。

この橋はローマ時代の106年辺りに建てられたそう。
約1900年前も実際に人が通っていたであろうこの橋を、自分も同じように渡ったことに感銘を受けました。
損傷や自然災害を受けるたびに修復もしているようですが、それでも1900年もの月日、ここにずっと存在していることがすごい。

どこを見渡しても緑が広がっていて本当に気持ちが良かったです。
旧市街の入り口も、重厚なアーチが待ち構えていました。

トレド到着後ぶらぶら城壁の周りを1時間ほど散歩して、ようやく旧市街への入り口を見つけても入らず、そのまま城壁の周りの散歩を続けます。

散歩を続けていたらだんだん晴れてきました。
これもヨーロッパあるあるだと思うのですが、午前中は曇っててもお昼頃から晴れてくることが多いです。
城壁も修復は重ねている中でも、こうして長い時間この場所に存在し続けているという事実がすごいですよね。

世界遺産として登録されているのにも大納得(まだ城壁の周りしか歩いていない)
まだまだ城壁周りの散歩は続きます。
というのも…ランチは12時開店のレストランが多く「おいしくご飯食べるために、レストランが開店するまで散歩しよう」と思って、ずーっと歩きに歩いていました。

この景色にはちょっとした思い入れがあります。
この近くの石垣に腰かけて、数週間後に控えていたEUROの予選(クロアチアvsアルメリア)のチケットを必死に購入。
しかも、そのチケット購入サイトも全てクロアチア語という…。
1ミリもわからないクロアチア語、Google翻訳とDeepLを駆使して、頑張ったあの時を思い出します。
みなさんにも「この景色観たらこの出来事を思い出す」という景色はありますか?
ようやく12時になったのでランチへ。
トレドの有名な広場、ソコドベール広場のどこかのレストランだったはず。

一応ソコドベール広場のGoogleマップのリンクを載せようと思ったのですが、なぜかGoogleマップにも出てこない。
とりあえずいちばん有名な広場なので、歩いてたら見つかる!笑
トレドは迷子になりそうなくらい道が入り組んでいますが、地図なしでダンジョン気分で探してみてください!
ランチの後はトレド大聖堂にたどり着きました。
ゴールドがメインカラーとして使われていて、とても豪華で圧倒されました。



どこの大聖堂や教会行っても思うんですが、天井にどうやってこんなきれいな絵を描けるのだろうか…

この廊下も天井が高く、自然の光が良い感じに入ってきてとても気持ちよかったです。

日本では見かけない建築、デザインばかりで全部が新鮮!
トレドで気に入ったのがこのチョコレート。

ソコドベール広場にある、SANTO TOMEというお店です。
めちゃくちゃ美味しくて、1週間半のマドリードでの節約生活の癒しとなっていました。
他にも種類があってどれも美味しそうなものばかり。
自分の好きなものを選んでみてください~!
まとめ
マドリードからの弾丸ゆるゆる日帰り旅、楽しんでいただけましたか?
海外旅行となると「あそこは何時までに言って、その次はここに行って…」とスケジュール積み込みがち。
目的地に向かっていると周りの景色に目を向けず、目的地まで一目散になってしまいますよね。
それを一旦やめて、赴くままに歩いてみると「スケジュールを積み込んだらきっと見なかっただろうな」という景色にも出会えます。
実際に「この景色を見たら、あのこと思い出すな」という私にとっても特別な景色に出会うことができました。
帰りのバスの時間さえ把握しといて、地図も見ずに街歩きするのもリフレッシュになって楽しいです!
みなさんもお試しあれ!
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