ミラノ観光ガイド:必見スポットとグルメの魅力

ミラノの夜景 海外旅行

こんにちは!YMSビザ(ワーホリと似た制度)でロンドンで暮らしているRukaです。

金曜の夜にロンドンを出発、日曜日の夜にミラノからロンドンへ帰還という弾丸旅行を今回もご紹介します!

それでもミラノのおすすめスポットは充分に回れましたし、美味しいものもたくさん食べることができました。

ミラノは地下鉄もあるので移動も楽です。

私は雨だったにも関わらず、なぜか地下鉄に乗るのが面倒で雨の中歩き回りました。

数時間歩き回って色んな景色を発見できたので、一切加工していないリアルな冬のミラノの様子を、たくさんの写真とともに紹介します。

おすすめ観光スポット

ドゥオーモ

まずはミラノと言えばこちら。

ミラノドゥオーモ

地下鉄から地上へ上がってくるとこの建物がだんだんと見えてきて、思わず「うわぁーーーー!!」と声に出してしまうほど。

こんなにも圧巻された建築物はドゥオーモが初めてです。

さすが世界最大級のゴシック建築。

5世紀もの時間をかけて建築されたこの建物には、135体もの尖塔と、約3500体もの彫像が柱や壁に施されています。

ドゥオーモの上からの景色

上へ行くと、この建築物の壮大さをより際立って見ることができます。

一つ一つの装飾がとても細かく、まるで絵画のようでした。

大聖堂の中も厳かな雰囲気で、高い天井、ステンドグラスに床のタイルまで目に入るもの全てに心を奪われました。

ドゥオーモの内観

大聖堂の内部と上からの景色を見たい場合は、チケットが必要です!

私は公式サイトより購入しました。

お昼の時間帯に入場できるチケットを前日夜に購入しましたが、オフシーズンだったから直前でも購入できたんだと思います。

前もって購入されることをお勧めします。

ガッレリア

ドゥオーモのすぐそばにある、ショッピングアーケード。

プラダなどのハイブランドからジェラート屋さんまで、たくさんのお店が立ち並んでいます。

ガッレリアの凱旋門

ドゥオーモのお膝元なだけあり、アーケードをくぐるとかなり多くの観光客がいました。

細部までデザインがこだわられていて、まるで美術館のような美しさ。

ガッレリアのアーケード

そしてこのガッレリアの中でも有名なのがこちらの雄牛。

ガッレリアないの雄牛のモザイク

この雄牛の局部をかかとで踏んで1周(3周という言い伝えもあります)すると願いが叶うといわれています。

アーケードの中でもこの周りが特段すごい人だかりで、入る隙間もないくらいひっきりなしに人が入れ替わって、くるくる回っていました。

5周以上くるくる回っている方もいて、やっぱり人間みんな「幸せ」になりたいんだなぁと改めて考えさせられました。

サンタマリアデッレグラツィエ教会(チケット事前購入必須!)

こちらはレオナルドダヴィンチの有名な作品、最後の晩餐が飾られている教会です。

サンタマリアデッレグラツィエ教会

ここに行こう!と決めたのが出発日で、その翌日に行こうと計画したのですがもちろんチケットは売り切れ。

公式サイト、旅行会社のツアー、ありとあらゆるサイトを見てもどれもソールドアウト。

当日券あるかなとダメもとで行ってみましたが、当日券もなく、泣く泣く教会の外観だけ見て諦めました。

弾丸旅行は自由で楽しいですが、事前予約が必要なスポットもあるのである程度の計画は前もってしましょう。

最後の晩餐のチケットはこちらから購入できます!

おしゃれな下町ナヴィリオ地区

かつては人口運河がたくさんあったミラノですが、ほとんどは現在埋められてしまっています。

そんな中、こちらのナヴィリオ地区は当時の運河がまだ残っています。

ナヴィリオ地区の運河

運河沿いにはレストランやカフェ、アート関連のお店などがたくさんあります。

ナヴィリオ地区の路地裏のお店

少し路地裏に行ってみても、開けていて素敵なお店がありました。

情緒あふれる路面電車も走っており、まるでジブリ・昭和初期のような雰囲気も感じられました。

昭和の日本を彷彿させるナヴィリオ地区の路面電車

ミラノの都心部だけでもとても魅力にあふれたスポットがたくさんありますが、下町の雰囲気とアートが融合しているこちらのエリアで気分転換してみるのもアリです!

ミラノ中心地からも地下鉄で行けて利便性も抜群!

グルメ情報

カンパリソーダ発祥のお店

ドゥオーモのすぐそばにあるこちらのお店。

カンパリソーダ発祥のお店に展示されているグラスやカンパリ

ただただ「雰囲気良さそう!」と感じて適当に入ったところ、店内はカンパリだらけでカンパリソーダ発祥のお店だったということが発覚。

ディスプレイもとてもおしゃれでした。

席によってはドゥオーモを見ながら食事ができます。

カンパリソーダ発祥のお店のバーエリア

店内はテーブルもあるのですが、こちらのバーエリアでカンパリ1杯だけ飲んでいる観光客のグループもちらほらいました。

カンパリソーダ

カンパリを呑むのなんて、大学生ぶりでしょうか。

カンパリソーダのグラスのアーティスティックなコースター

持ち帰り可能なのかどうかは確認しませんでしたが、コースターが素敵だったのでお持ち帰りしました。

コースターさえももはや芸術の一部なイタリア。

食事の提供は12時からで、イカのトマトソースのリゾットをいただきました。

これがもうすっごくおいしかったです!!!

イカのトマトソースリゾット

男性だとちょっと少なく感じる量で20€弱だったかと記憶しています。

おそらく観光地価格だと思いますが、ロンドンに住んでいるとこのクオリティで20€はそこまで高く感じられない…ありがとう、ロンドン。

お腹いっぱいになったのでデザートはいらないかなと友人と話していると、イタリアのおじ様の「ティラミスは?シェアしたらいいやん!」というセールストークにまんまとのせられ、ティラミスもオーダー。

ティラミス

頼んで大正解でした。このソースがとても美味。

レストランSAVINIに併設されているジェラート

ガッレリアのアーケード内にある人気のジェラート屋さん、SAVINI

SAVINIのジェラート

常に人が並んでいてとても人気店なだけあり、冬の雨空の中のジェラートでしたが美味しかったです。

中心地からは少し離れた落ち着いたカフェCANTUN

朝ごはんはホテルから歩いて30分くらいのところにあったカフェへ。

ミラノのおしゃれなカフェ

クロワッサン2つ(写真のうち1つは友人のもの)とカプチーノを頼んで約4€!

ロンドンだったらクロワッサン1個だけで3~4ポンドするのでは???という感じなので、この物価素晴らしすぎる。

クロワッサン

プレーンのクロワッサンとカスタード入りのクロワッサンを選びました。

カスタードも甘すぎず、クロワッサンのバターも程よい感じでいくらでも食べられそうなくらいでした。

カプチーノ

Cantun Bakery and Bistrot:パンの種類も豊富でおすすめ!

夜早めの時間帯でも開いているレストラン

致命的なことにレストランの名前も場所も記録に残っていません…。

ミラノでは夜ご飯が遅いこともあり、ディナーの時間は7時半からのレストランがほとんどです。

そんな中、6時台にお腹が空いてきていた私たちは「どっか空いているところないのか…」と調べまくって見つけたのがこちらのお店でした。

レストランやカフェ、他のお店も多く立ち並んでいる通りにあり、6時台から開いているお店もここ以外見つからなかったので、行けば見つかるはず…!

ペスカトーレ

ロンドンでは海鮮に飢えた生活を送っているので、このペスカトーレがめちゃくちゃ沁みました。

パスタの種類も複数の中から自分の好きなものを選べました。

ティラミス

ほぼ毎食事ごとにティラミスを注文。

お店によってスタイルも味も違うので、毎回違うテイストのティラミスを楽しめます。

皆さんもぜひイタリアに来た際には、いろんなお店のティラミスを食べ比べしてみてください。

とんでもなくローカルなカフェ

ミラノを雨の中歩き回っていた時に見つけたこちらのカフェ。

中心地からは徒歩30~40分くらいのところで、地元民しか来やんやろという雰囲気でした。

なのでお店の場所も名前も記憶にない…

ティラミスとエスプレッソ

またティラミスを。

この時初めてエスプレッソを頼んだのですが、私にはこの量はまっっったく足りないと感じたので、これ以降イタリア(ないし他のヨーロッパ)に行ったときはもうエスプレッソを頼まなくなりました。

なんでこんな少量の飲み物が主流やねんと疑問を感じ調べてみたら、「ナポレオンが大陸封鎖令を出したことから、コーヒー豆不足になり、苦肉の策として少量で抽出して出したところそれが広まった」とか。(Wiki参照)

他にも気になったもの・エリア

不思議な建物3選

こちらはドゥオーモの上から見えた建物です。

タワーオブテラーのような建物

これを目にした私の感想…「タワテラやん」

職場のイタリア人の同僚に「これ何?」と聞いたところ、アパートメントだそう。

ホテルに近くでも…

曲線を描いている高層ビル
パズルのようなアパートメント

このようなユニークな建物を見つけました。

イギリスでもそうなのですが、ミラノにはデザイン性のある新しい建築物がたくさんあります。

地震や台風などの自然災害が少ないからこそ建てられるのかなと感じました。

興味深かったミラノの芸術

ミラノドゥオーモ美術館

こちらもドゥオーモ付近にあるミラノドゥオーモ美術館

美術館なのですが「なにこれ?」「どういう意図でこんなことに?」と感じたものが多く飾られてありました。

ネタバレになるので2つだけ載せておきます。

棒を口に突っ込まれている謎の生き物の彫刻
不死鳥のような像

これら以外にも不思議なものがたくさんあったので、ぜひ皆さんご自身の目で見てみてください。

こういう場所を訪れるたびに「もっとキリスト教や歴史について事前知識を入れておけばよかった」と後悔するので、少しでも知識を入れていくとより楽しめるはず!

ヨーロッパでよく見る大きな扉

ミラノだけでなくヨーロッパ各地で多く見られるものですが、この大きな扉。

伝統的な建築物の大きな扉

なんでこんな大きいんや…と気になって調べてみると、

  1. 馬車の通行
  2. ステータスの象徴
  3. 中世やルネッサンス期の建築スタイル
  4. 換気と光の取り込み

という要因があるようです(※ググっても出てこなかったのでchatGPT参照)

宿泊したホテル

B&B Hotel Milano Portelloに宿泊しました。

スタッフの方もフレンドリーで優しく、ホテルも部屋もとても清潔で綺麗でした。

地下鉄の駅もスーパーも近くにあり、便利な立地です。

ただ一つ、懸念事項が…

私が宿泊した部屋だけかもしれないのですが、ドライヤーが「布団乾燥機か?」というくらいの弱い優しい風。

ロングヘアの私は乾かすのにすんごく時間かかりました。

でもそれ以外は文句なしです!

こちらから立地など詳細を確認してみてください!

まとめ

美味しいものであふれていたミラノ。

スーパーもパスタ、お菓子、インスタントリゾット、バジルなどのソース、シーフード風味のコンソメなどなど、魅力的な食材がたくさんあります。

次回は空のスーツケース持ってきて、これらの食材をたっぷり詰めて帰ろうと決意しました。

私が今回訪問した観光スポットで、以下の2か所でチケットの事前購入が必要でした:

1. 最後の晩餐(サンタマリアデッレグラツィエ教会)
大人気スポットなので前日や1週間前では間に合いません。ミラノ旅行を決められたタイミングですぐに空き状況を確認してみましょう!

2. ドゥオーモ
私は前日予約で入場できましたが、シーズンによっては早めの予約が必要かもしれません

食に関しては素敵なレストランやカフェがあふれているので、事前予約や詳細なリサーチはそこまで必要ないと思います。その場で気になったお店にふらっと立ち寄るのもミラノならではの楽しみです。

観光スポットに関しては予約が必要。推奨されているものもあるので、ある程度の計画は立てつつ、柔軟に楽しんでください!

Instagram

Instagramでは、最新の旅の様子、日々の気づきや感じたことをシェアしています📍

リアルタイムのロンドンでの海外生活や旅が気になる方は、下記アイコンから気軽にフォローしてチェックしてみてください☺

コメント

タイトルとURLをコピーしました