ロンドン暮らしの中で気づいた、新たな自分(4/7)

ロンドンの空と虹 ロンドン生活

こんにちは!ロンドン暮らし2年を経て、現在は日本在住の栞です。

今回の記事では、ロンドンで暮らす中で自分が変わったなということや、気付いたことを綴っていきます。

行ってすぐに実感した変化もあれば、時間が経過してから気づいた変化もあり、でもどれも「完璧でいなくちゃいけない」という凝り固まった殻を破いてくれていました。

ロンドンで変わったことだけど、どこに居てもそんな自分で居られるようにすることが大事だと感じています。

これから海外挑戦する人の不安を少しでも解消できますように。

▼前回の記事はこちらより読んでみてください!

新しい人と会う時の心の壁がなくなった

イギリスへ飛び出す前は、ずっと大阪に住んでいて、同年代のいつも会う友達と遊ぶか、気になるものがあれば1人でぱぱーっと観に行ったり。

高校と大学のときはK-POPが好きで、それ関連で知り合った人と一緒にコンサートやご飯に一緒に行ったりはしてました。

でも社会人になってからは、そんな機会もめっきりと減り、新しい人に会うことは、積極的に…というか、全くありませんでした。

その「心の見えない壁」は日本を出た途端、自分が意図したわけではなく、本当に知らぬ間に一気に吹き飛びました。

イギリス行く前にスペインに行ってたんですが、その時は一人旅だったけど同じように一人旅で来ている人や、同じ目的でその地に旅してきてた人、海外出張で来ていた人と一気に意気投合。

イギリスへ行ってからはまず語学学校に通って、そこでは日本人の枠で言うと同年代が少なくて、年下が多く、大学生もいました。

日本にいた時だったらその年代の人たちと接点すらなく、話すこともなかった。

なんなら近畿出身以外の人と関わることすらなかった。

知り合う人みんなではないけれど、年上の日本人からも「もうタメ口でいいよ~!」と言ってくれて、私も年下の人に対して「もうタメ口にしよ!」と提案したり。

そのおかげで、一気に距離が縮まって仲良くなれました。

「敬語」が取っ払われただけではなく、みんな「日本のキャリアを一旦中断して、日本を飛び出してイギリスに来た」という共通点も相まって、仲良くなるスピードはかなり速かったのかなぁと思います。

「友達」というより「同志」

イギリスという環境が、日本で当たり前だとされていたことを一旦フラットにしてくれ、人との繋がりを広げてくれました。

日本にいたままだったら出会えなかったような年代、出身地の人たちと関わることができたのは、ロンドンに行ったからこそ。

その壁を取っ払うきっかけは、私の場合は「海外」だったけど人ぞれぞれ違うはず。

私は小さい頃から海外に憧れがあり、そこに飛び込んだら今まで感じていた「違和感」「周りからの期待」というのが吹っ飛びました。

みなさんが小さい頃から好きだったこと(もの)、今気になるものは何ですが?

それに飛び込んでみることが、心のバリアを小さくするトリガーになるかもしれません。

“語学力”よりも大事なものがある

社会人になってからは、音楽や映画などエンタメ以外で英語に触れることがなく、仕事で英語を使う機会も英語で会話をする機会もありませんでした。

「英語勉強せねばイギリスで生きていけない!」と思い立ち、渡英の半年くらい前からオンライン英会話をやったり、英語で書かれている英文法のテキストで勉強したり、映画を使ってディクテーション(しかもこの時ディクテーションに使っていたのは「マイインターン」。イギリス行く気しかなかったのに(笑))

でも実際に日本を出てみると、人と関わるうえで重要なのは語学ではないと気付きました。

一緒に過ごしていると居心地が良いと感じる人。

「何話そう…」と会話に困らない、あるいは無言でも気にならない人。

言語化しにくいけど、隣にいて、楽しいだけじゃなく、同じ空気感や雰囲気を醸し出していたり、安心できるような人。

職場では私がイギリス歴一番短く、コミュニケーション取れるんだろうか…と心配していたけどすぐになじむことができました。

私が「英語をどこまで話せるか」なんてむしろ同僚たちはあまり気にしていなくて、みんな分け隔てなく話しかけてくれて。

もちろん、語学も必要な部分ではあるけど「ハードスキル」は人と繋がっていくうえで最優先ではない。

「何ができるか」ではなく「どんな人か」

日本人同士では「日本語話せる」前提だから「気が合うか」とか相性重視だけど、それは国を超えても変わらないということを認識しました。

自分らしく、深呼吸して生きられるようになっていた

いちばんの変化は、何にも縛られず自分軸で生きられるようになったこと。

日本ではずっと実家暮らし+金融機関勤め。

それがイギリスでフラットでシェア+教育関連の営業…と全く違う環境に身を置いたことで、今まで感じていた、とらわれていた「当たり前」が当たり前じゃないことに気付き、それを取っ払う必要がありました。

私にとってその取っ払う過程は精神的にしんどいと感じることはなく、むしろ「これでいいのか!」とポジティブに捉えることができました。

私は本当は「身軽でゆるく生きたい」「もうそれでええやん…」くらいに感じる派だったけど、日本の「完璧でいないといけない」「”ちゃんと”しないといけない」空気、暗黙のルールに本来の自分が隠れてしまってたんだと感じます。

日本は生活は便利だけど生きづらい。

海外は日本ほど便利ではないけど、その分「もうすでにあるもの」に目を向けて他の小さな幸せを見つけることができる。

「ない」「足りない」と不足を感じることが少なくなり、イギリスに行ったことで「本来の自分」を取り戻せたような感覚。

自分でしっかりとそれを認識したのは、ロンドンへ行ってから1年半を過ぎた頃、帰国まであと数か月のタイミングでした。

渡航して3~4か月目頃、出会って数か月の人に「何にも縛られず、自分の軸でしっかり生きている」ということを伝えてもらったことがあります。

当時、それを聞いてとっっっても嬉しくなったのを覚えているけど「そういうふうに見えているのか~」と自分事のようにはあまり感じられていませんでした。

それが1年の時を経て、ようやく自分でも実感できるように。

「変わった」という実感、すぐに認識できるものもあれば、時間が経ってから気づくこともある。

焦らず、自分のペースで生きて行けば、後になって「あ!あの時からもう私変わってたやん!成長できてるやん!」と、人生の伏線回収できるときが必ず来ます。

まとめ

ロンドン暮らし2年を通して感じたのは、「私は変わったんじゃなく、本当の自分に戻った」ということ。

以前の私だったら、考え方まるで違うなって感じる人に対しては自分の考えを言わずに、ただ「そうなんだ~」と聞く側に回るだけでした。

自分の考えを言っても理解されなさそう…と感じると、人間関係はうまく保てはするけど心のシャッターをそっと下ろすような感じ。

シャッターは下ろすけど、心の中にモヤモヤは残ったまま。

でも今は、同じような場面に遭遇しても、自分の意見や考えを伝えられるようになりました。

反論するわけでも、自分の意見を押し付けるわけでもなく、「あなたの考えはそうなのね。私はこう考える」とだけ。

このほうが心のわだかまりを抱えることなく、自分自身も生きやすいし、対話も生まれて人との関係性、理解も深まっていって良いなと実感しています。

「海外に行ったらみんなそうなる」のではなく、私の場合、きっかけが小さい頃からの憧れだった「海外」でした。

理想論ではなく、海外へ行って、帰ってきて、実際に身をもって経験したうえで出てきているこの感覚。

みなさんも小さな一歩を踏み出すと、想像していなかった気付きや学びがじわじわ現れてくるはずです☺

▼渡英1年の振り返りで発見した新たな自分の一面について、こちらの記事でも詳しく綴っています。

興味のある方はこちらも読んでみてください!

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