夏はロックフェスティバルで有名なグラストンベリー、そして奴隷貿易で有名なブリストルへ12月末に訪れました。
「12月にグラストンベリーへ行く」と周りに言うと「え?なんで12月に?フェスティバルじゃないの?」と言われ、12月はベストタイミングではないんだなと予約後に気づきました。
そんな中、なぜフェスティバルもない12月になぜこちらを訪れたかというと…
友人と話しているときに、ハリポタの話になり、世界ふしぎ発見で「魔女が住んでいて、魔女フェスティバルも行われているというイギリスの町」が結構前に紹介されていたことを思い出しました。
その友人はそういった類のものが好きらしく、どの町だろうと思って調べてヒットしたのがこの「グラストンベリー」
実際に世界ふしぎ発見で紹介されていたのはこの町ではなかったのですが、「私らが世界ふしぎ発見したらいい!」てことでこの町へ行くことに。
ロンドンから日帰りでこの1都市だけ回るのはもったいないし、無理がありそうってことで間のブリストルも寄り、1泊2日することにしました。
旅行の概要
今回の旅のテーマは「スピリチュアルパワーを存分に享受しよう!」
朝にロンドンを出発し、夕方までグラストンベリーを散策し、夕食を食べてからブリストルへ向かいました。
回ったルートと利用した公共交通機関
行きは、GWRのPaddington8:30発ーBristol Temple Meads10:02着の電車。
Bristol Temple Meads駅から徒歩数分のバス停から376のバスへ乗車して、約1時間半かけてGlastonbury Town Hallまで向かいました。
ブリストルからグラストンベリーに向かうバスは1時間に2本はあります。
バスの時刻表はこちら:bustimes.org
ロンドンからだとトータル2時間半~3時間はかかるものの、バスも電車も本数は意外とあるので行きやすいほうかと思います。
お昼頃に到着し、18:30まではグラストンベリーを探索、その後バスでブリストルへ向かいました。
途中でバスの故障かなんかで、新しいバスが来るまでバス内でしばらく待機しないといけない事態が発生しましたが何とか到着。
滞在場所
ブリストルのBrooks Guesthouse Bristolに滞在しました。
バス停からも15分とかだったので許容範囲の近さでした。
グラストンベリーでも滞在先を探してはみたのですが、小さい町だからか良さそうなところがあまり見つからず。
もしブリストルと合わせて行かれるならブリストルで滞在先を探されることをお勧めします!
滞在ホテルの詳細はこちら:Brooks Guesthouse Bristol
グラストンベリー
イギリス最大のパワースポット、グラストンベリー・トールと呼ばれる場所があります。
それもあってか、町全体が不思議な雰囲気であふれていました。
ローカルなお店
まず一番最初に入ったお店は、地元の方々、主にご老人の方が訪れるような可愛らしい、いかにもイギリス!という感じの小さなカフェレストランです。
こちらでは、クリームティーをいただきました。
スコーン自体はとても美味しかったのですが、紅茶がなぜか何とも言えない味で海苔のような味。
しかも口にするたびに海苔の味がするのではなく、普通の紅茶の味がしたかと思えば、次飲んだ時にはまた海苔の味…と不思議な紅茶でした。
私だけではなく一緒に行った友人も同意見だったので、海苔味の紅茶で間違いありません。
「この紅茶も魔女が作っているのでは…?」という結論に至りました。
営業妨害になるかもしれないのでお店の名前はこちらでは控えておきます。
他には、謎の薬草やパワーストーン、魔法の呪文のリストが載っている本が売られているお店がたくさんありました。
歴史的建造物
グラストンベリー修道院
まるでRPGに入り込んだような世界観。
この曇天、いかにもイギリス!というような天気で、非現実さがより一層増していました。
私たちは申し込まなかったのですが、ガイドツアーもあります。
村人Aのような格好をした方がそれぞれの建物の説明をされていて、異次元に来たような感覚でした。
グラストンベリー・トール
このグラストンベリー・トールが、イギリス最大のパワースポットとも言われている場所です。
(諸事情により塔の写真を自分で撮影できなかったため、フリー素材を載せています)
そう呼ばれているだけあって、先ほど紹介した修道院からは徒歩30分ほどで、途中からは登山かよって思うほどの丘を登る必要があり、道のりは簡単ではありません。
Googleで調べてみると近くまで行くバスがありそうだったものの、バス停で待っていらっしゃったローカルの方に「このバス来ないよ。トール行きたいなら歩かないと!30分くらいだし大丈夫!」とのことでした。
そこ曲がったらすぐよ~というノリでしたし、徒歩以外の選択肢がなかったので行ってみたものの思っていたより険しかったです。
しかもその日は雨風もとても強く、あとここ登ったら着きそう!というところの手前で「あそこ曲がったらすんごい突風吹いてるから、心の準備しておいたほうが良いよ」と下山するご夫婦からお声がけいただきました。
「突風!?どういうこと!?」と恐る恐る登ってみると、ほんっっっとうに突風が!!!
風とか強風というレベルじゃなくて突風。
そこからトールまでの道のりは割と広めで、本来なら問題なくたどり着くと思うのですが、あまりにも風が強くちょっと間違えたらどっかに吹き飛ばされそうな勢い。
イギリス最大のパワースポットまであと5~10分のところで私は断念してしまいました。残念無念…
風速調べてみると、20mくらいだった気がします…
ブリストル
こちらもいかにもイギリス!という天気でした。
突然大雨降り始めたかと思えば、急に止んで晴れ間も出てきて、数分後にはまた曇り始める…という天気を延々リピート。
見るべきスポット
クリフトン吊り橋
世界最古の吊り橋と言われているクリフトン吊り橋。
大雨の影響もあり川の色がえらいことになっていますが、迫力はありました。
カボットタワー
こちらはタワーは高台にあるのでブリストルの街を一望できました。
タワーにも上れたのですが若干高所恐怖症気味なので、途中でまた断念。笑
おまけ
こちらの作品、その名も「ノアズアーク」
コナン好きの方ならすぐにピンと来るはず。
ヒロキくんやん…とタイトル見ただけで大興奮。
イギリスではVPN繋がないとどのサブスクでもコナンの映画もアニメも見れないので、今めちゃくちゃコナンが恋しい。
今年上映された映画もまだイギリスでは上映されていないので、公開されるまで待つか、それかパリとか上映中の別の国まで観に行くか悩みどころ。
まとめ
大家さんに言われた「ロンドンはイギリスのスペイン!」という言葉を、12月のグラストンベリーとブリストルへ行ってようやく理解できました。
大雨→急に止んで晴れる→曇りだす→大雨→突風→晴れ…を1日の間に繰り返し、これがイギリスか!となりました。
それに比べるとロンドンはそこまで天候が変わることないなと、ロンドンはイギリスの中でも天候が良いほうなんだなと感じました。
傘は必須で雨が染みやすい靴よりかはレインブーツを履かれるほうが良いのかなと思います。
グラストンベリーはヒッピーで有名な町でもあるので、暖かくなってくると変わった人たちが現れてくるそうな(春先にグラストンベリー行った友人談)
強力なパワースポットがあるグラストンベリー、冬は天気がメンヘラ、夏はヒッピー多めという季節によって違った雰囲気を楽しめる街。
ご自身のお好きな時に行ってみてください。
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