こんにちは！YMSビザ（ワーホリと似た制度）でロンドンで暮らしているRukaです。
前回は、ザグレブでの奇跡（タイトルで大幅ネタバレ）を共有しました。
サッカー観戦がメインの目的で人と話す機会がないのでは…？と恐れていたザグレブ4泊5日で、一番心に残っているのは人との出会いです。
日本にいるときはコンサートや観劇も一人でよく観に行っていたし、友人を誘うこともせず一人で行っちゃうタイプでした。
そんな私が「サッカー、クロアチア代表、モドリッチが好き」という共通点だけで他の国の人たちと仲良くなれるとは、まーったく想像しておらず。
新たな気づき、これから始まるロンドン生活への自信を与えてくれた大事な出会い。
グルメ紹介も絡めながら綴っていきます！
食事は人との交流を紡いでいくもの｜アジアンレストラン
ホテルのロビーで最初に声をかけてくれて、一緒にスタジアムまでも行ったロンドン在住の中国人女性3人組。
私が一人だったのを見かねて「良かったら一緒に居ようよ！一人だと寂しいでしょ」と声をかけてくれて、この5日間の大半をこの方たちと過ごしました。
年齢も近くて、まさかの３人ともロンドン在住という偶然！
キンキキッズや山Pの大ファンで、のだめカンタービレのことも知っている、日本のコンテンツ大好きということが判明して、関ジャニクロニクルの英会話伝言ゲームの話で大盛り上がり！！
まさかクロアチアで中国の方と英会話伝言ゲームの話で盛り上がるとは、夢にも思っていませんでした（笑）
「今からランチ食べに行くけど、一緒に行く～？」と声をかけてくれて一緒に行くことに。
ホテル近くのショッピングセンター内のフードコートでみんな日本食をオーダー。
私が頼んだのは枝豆が入ったコロッケで、日本では見たこともなかったけど、それが意外と美味しかったんです！
割りばしの「おてもと」に日本を感じられてちょっぴりうれしくも懐かしくもなりました。
久しぶりの誰かとの食事。
一人の食事だとYouTubeやスマホを見ながらご飯を食べがちで、ご飯にすら集中していない時も。
誰かと一緒に食事をすることで、食事には「ご飯を共にすることで、会話しながら交流を深める」要素が含まれて来るなと感じました。
最近もフラットシェアなので食事を楽しむというよりも「食事を取る」という意識になっているように思います。
一人でも「食事を楽しめる」ように意識をシフトしていかないと！
この日本食はBranimir mingle mallというショッピングモールでいただきました。
フードコートの中にあって「Umami」というアジア料理を取り扱っているレストランです☞こちらのリンクをチェック！
言葉が100％通じなくても仲良くなれる｜イタリアンレストラン
こちらもホテル近くのイタリアンで、今風なお店でした。
ピザは安めだったのに結構大きくて食べきれるか不安になるほどの大きさ！（食べきれた）
私と同じくEURO予選観戦のためにザグレブへ一人旅に来られていた中国人女性の方と行きました。
出身国や年齢は違っても同じようなことする人は世界中にどこでもいるんだな、と思うとなんだかワクワクしました。
英語通じたり通じなかったりしたものの、Google翻訳も使いながら会話。
それでも楽しく過ごすことができて、言葉が100％通じなくても共通の趣味があったり、気があえば仲良くなれるんだなと気づかせてくれた出会いです。
肝心の場所が全く分からない…ホテルから６分圏内のところだったけど、６分圏内のところにレストランが出てこない…なぜ…
外観はネオンで現代風でおしゃれな感じ、中は薄暗く、インテリアは洗練された雰囲気でした！
これを頼りに探してみてください。笑
４年間記憶に残っていたお店へ再訪
2019年に訪れたことのあるJohann Franckというレストランに、ピザをご一緒にした一人旅の方と行きました。
このお店はテラス、1階、2階と座席数が豊富で、吹き抜けで開放的でした。
ソファやテーブルはブラウンを基調としていて、落ち着いた大人な雰囲気でめちゃくちゃタイプな内装！
だからか前回訪れたのは2019年だったけど、2023年に行っても場所もハッキリと覚えていました。
2019年では朝ごはんを食べに訪れたので「そこまで値段も高くなかった」と思っていたら、ディナーは私にとってはちょっとお値段が張ったため、このコロッケのみで我慢…！
Johann Franckはイェラチッチ広場のすぐそばにあってアクセス抜群。
☞こちらのリンクをチェック！
自国文化をもっと知る必要があると再認識｜ホテルカフェで駄弁る
実は、仲良くなったのは３人組とこの方ともう一人いて、中国から海外出張で来ていたビジネスマンの方とも仲良くなりました。
この方は、一人旅で来ていた中国人女性の方が仲良くなった人で、それで私も一緒に喋るように。
その二人が仲良くなった経緯も面白くて、一人でいたビジネスマンを見かけて「モドリッチ見に来たん？」と声かけると「誰それ？仕事やけど」という会話がきっかけ。
私はてっきり前からの友人関係なのかなって思うくらいに気楽に会話していたように見えたけど、まさかのホテルで知り合ったとは…！
仲良くなるのに時間って関係ない。
そのビジネスマンの方は、ジブリや日本アニメの大ファンということが判明！
AEDを東ヨーロッパに導入させていくために出張しているとのことで「日本ってAEDかなり普及してるよね。なんでか知ってる？」という質問をされ答えられなかった私…。
皇室の方の影響で普及されるようになったらしいですね。
今まで日本のことには興味がわかず、異文化に興味を持ち続けていましたが、見識ある方と話して「日本のこともっと知っとかないと！」と思わされました。
と、3人でも仲良くしていて、Johann Franckでの夜ご飯を食べ終わった後に「あのビジネスマン呼び出して、ホテルのカフェまで来てもらおう！３人で過ごすの心地よいし！」とその中国人女性が絶賛仕事中の彼を呼び出して、夜遅くまでお喋り。
人間関係の本質は居心地の良さ｜ホテルのカフェでケーキセット
ホテルカフェで駄弁っていたメンバーで、別日にケーキセットを堪能しました。
さすがホテルのスイーツ、めちゃくちゃ美味しかったです。
中国人2人+日本人1人という状態で、基本的に英語で時々中国語という感じで会話していました。
あまりにも中国の方と長い時間過ごして脳が中国語に洗脳されたせいか「ロンドン到着後は中国語のコース受講しようかな？」と思ったほど（結局受講せず笑）
そういう状況でもとても心地よく過ごせて、「言語」よりも「醸し出す雰囲気や感覚」が居心地の良さを形作っているんだなと気づかされました。
プライベートのモドリッチに遭遇
スイーツを楽しんでいると、なんと私服を着たプライベートのモドリッチが姿を現しました！
これはEURO予選の試合の翌日だったので、選手もそのままそれぞれ所属しているクラブチームのもとへ帰って行ってたのですが、モドリッチがまだザグレブにいたんです！！！
まさかの状況にスイーツがのどを通らなくなった私。
私がドキドキしながらちんたらちんたらスイーツを食べていると、早々に食事を終えたモドリッチが横を通っていきました。
EURO予選無事に勝ち抜いたことを祝いたくて、反射的に「Congratulations！」と声に出すと、モドリッチは「Thank you👍」とウインクしてくれました…自然にウインク出るなんてかっこいい…
周りは関係者がいたもののモドリッチは誰とも話していた様子がなかったので、「行ってまえ！！！」ってことで思い切って声をかけに行きました。
「今話しかけても大丈夫ですか？」と聞いたうえで「昨日の試合とても楽しかったです！モドリッチがサッカーをしている姿が本当に好きで、まだまだ辞めずに現役でいてください！」ということを咄嗟に伝えると、笑顔で「ありがとう！」と返してくれました！！！
それを見ていた関係者の方が「写真撮ろうか☺？」とわざわざ声をかけてくださって、この距離でツーショットをゲット！
腰に手回してくれてるで…ほんで小柄かなと思ってたら、意外とがっしりしている…
モドリッチだけでなく、周りの方まで優しくて感動しました。
まとめ
この時は中国人の方と過ごしすぎて、私の耳はかなり中国語に慣れてしまったようで、しばらくは聞こえてくる言葉が全部中国語に聞こえてしまっていました😂
クロアチア語でさえも中国語に聞こえるほど（笑）
一人旅は寂しく感じられるときもあるけど、一人じゃなかったら関わらなかったであろう人たちと交流できるのが醍醐味でもあります。
一人旅女性、ビジネスマンと３人で喋っていた時のビジネスマンの言葉で印象に残っていることがあります。
出身地もここに来た目的も年齢も違うのに、ここでこんなにも時間を心地よく共有してる。
僕たちはここで出会う運命だったんだ。
人との出会いって偶然なようで必然。
どんな人との出会いでも、今の私に必要なメッセージを与えてくれる。
その時は気づかないけど、後になって「あの人とあそこで出会ったのは、こういうメッセージ、気付きを得るためだったんだ！」と理解できることが本当にたくさんあります。
そうできるようになったのは、思い切って日本を飛び出して色んなバックグラウンドを持つ人・多様なカルチャーに触れるようになったおかげです。
私がこの20日間の人生初の海外一人旅を通して気づいたことは５つ！
- 人間関係で大事なのは、知り合った時間や連絡の頻度など表面的なものではなく、居心地の良さ
- 「外国人」との垣根が低い
- 物質的なもので心を満たそうとしなくても、海や木々など自然に触れるだけで心が癒される
- 願いは必ず叶う！紙に書いたりアウトプットしたら尚良し
- 世界は優しさで溢れてる！！！
私は元々人見知りで物静かなタイプで、生まれてからずっと大阪で住んでて、物理的にも内面的にも狭い世界で生きていました。
それがこの20日間で色んなことを吸収して、その場で出会った人とご飯行ったり長時間心地よく過ごせて、人との交流・出会いの大事さにも改めて気づけたり。
人って一度コンフォートゾーンから飛び出すと、意識していなくても勝手にその後の行動は変わっていくんだ！ということを認識しました。
「あの時飛び出してなかったらどうなってたんだろう…怖っ」と時たま思うんですが、「あのまま新卒入社した会社で働き続けている未来」を想像できないくらい今が幸せです！
やってみたいことあるけど不安で一歩踏み出せない…一度乗り越えてしまえば、次の挑戦も気軽に乗り越えられるようになります。
私も今自分の未来に向かって試行錯誤中なので、一緒に人生を切り開いていきましょう！
私のこの旅が少しでもみなさん背中を押せたら嬉しいです。
この旅の全記事をまとめたページはこちら！どの記事からでも楽しめます☞https://rukalog.com/category/thebest20daysofmylife/
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